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教えられるブログ2

ひとりぽっちだった富士登山2 

2014年09月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

秋の夕暮れに観光は似合わないのでしょう、空っぽの
エリアにポツリ状態です、もう少しすれば同じ考えの
弾丸登山者が来る時間と見ていたが静かそのもの、
こんなのあり〜〜。

出発の時間21:00に成った支度を始める、山靴に
履き替え寒さ対策も万全、ザックを外に出して確認
する。忘れ物はと言いながら背負った、今日は重く
感じる。
夏場から冬装備に変えたのが重くなった理由。
普段なら10kg程度か下回る。

今日は自分の体重プラス12kgである、肩に食い込み
幾分重さが押し付けた、上着は薄い下着ファイントラックに半袖二枚で歩く事にどうせ歩けば脱がなくてはと
考え薄着でスタート。

六合目までは身体足の慣れを考えゆっくり歩行です、
こんなに遅くではと思われる歩きにしました。
汗はかかないが霧がたなびき始めた。

下界を時折目をやると富士吉田市が見え隠れです、
霧が流れるのはそのことかと思いながら前進する。

六合目登山指導センターに到着し撮影のデジカメが
思うように動作しないので調整する。

普段使わないモードでは有ったが夜空対応の位置に
合わせ撮影してきた、何だか一度のシャッターで
写りもしない数枚のカチャカチャ音が出る。

一回の撮影に切り替えてもカメラは言うことを
聞かない、つまんない問答をデジカメと言い合う、
ならばこのモードで行くかと切り替えどうにか
対応してくれた。

霧は相変わらず流れている、空は晴れている、
オリオン座が一際輝き良い眺めだ、見上げる回数が
減りだす、足元が段々の登りが始まり傾斜が緩いが
九十九折です、最初の山小屋が現れる、撮影する。
シャッターは完全に戻ってない。

又しても数枚の撮影音これでは先に足が進まないと覚悟
再びデジカメと問答、言いかけんに気分直してよって
語りかけながら数枚撮影する。

こんな調子で上へと上がって行く、ヘッドライトは
照らしてはあるがエリアが狭く本当に足元で光って
いる程度。もう少し広く照らしてくれればとぼやく
懐からハンド灯りを持ち照らす範囲を拡充させた。

六合目花小屋あたりから霧が小雨に代わって嫌な
歩きに成りそうと覚悟を決めた、雨は粒を大きくし
雨具を着ないと歩けない状態、前回大室山でスマホを
濡らした事があって乾くまで音信普通が三時間も
続いた、乾いて元に戻るとはラッキーだったが
今回は絶対濡らす事は出来ない。

ザックを降ろしカバーを被せ雨具も着込んだ取りあえず
スマホは奥まった場所に移動させ通信が切れないと
思える場所に確保する。

溶岩台地は山小屋の建つ場所に流れている、なので
そこを歩かないと上へは行けない、濡れた岩場を
慎重に足元を探しながら登る、明るいと暗いでは
無駄な足運びです。

体力こそ使わないがカメさん状態が延々と繋がる
此れで良いのだと考え我慢の行動でした。
靴は幸いグリップを利かせ不安は感じない、感じないと
しても足の置き場にもたつきよろけながらストックで
立て直す。


雨は止まない濡れながら歩きは続けた、七合目も雨で
通過雨宿りの場所は一切ないので休んでもひさしが出ている小屋も有るわけがない。豪雪に埋もれる冬にはひさしは必要ないのだ。

八合目も通過する、八合目は本八合目もあって離れているやっと八合目と思っても九合目に近い場所ではない、小屋の印象から未だこの場所かと足を停めながら小休止。

本八合目に着きやっと登山の実感が湧いてくる、何度も
登った山なのだが大抵誰でも此処までくればという位置があるものです。

雨は続いてるが若干薄くなっては来ていた、下界の景色は無くヘッドライトの灯りで登ってきたコースに灯りを向けると反射テープが所々で光っている、誰かがと思って見ても消すと暗闇に戻った、矢張り誰も居ない富士に居るのかと暫し上がった来た方角を見てた。

次へと続く



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