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教えられるブログ2

ひとりぽっちだった富士登山3 

2014年09月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:山歩きと登山

九合目の鳥居がぼんやり伺える場所に到着する、
下界は相変わらずの黒い幕と見ていたが水平線に
変化が出始めた、薄らと感じる、鳥居を潜り
ザレ場の九十九折が始まる、後一時間は掛かるかなと
足を上げながら山頂へと向かう。

水平線は一段と色を変えながら朝の支度を始めてた、こっちも気分が上がって来た、雨は霧に変わって来た、水平線方向は雲海を境とし上には遮る雲は無い。

富士の台地は幾らかずつ明るくなり始めた、ヘッドライトは無くても大丈夫の状態に、登っては振り返りを繰り返すが時間は未だ五時前でご来光の時には余裕がある、如何にか時間前こに山頂久須志神社前に着けそうと
確信する。

溶岩岩場だ慎重に慎重にと足を運ぶ疲れは上がっては
居るが何とか心臓の鼓動は低い、多分カメさんの歩きがハートに勢いを付けなかったのだ。

最後の鳥居に到着長かった道のりが遥か下に伸びている
鳥居で足を停めた数分でも水平線は変化を続けていた、よし
最後の力でコールを目指した。

足は大丈夫だった、久須志神社の石柱にタッチし着いたぜ〜〜。
あ〜〜しんどかったと水平線に目を向けた、
時間は5:10を回った、日の出時刻はまだ先です、
この間撮影自撮りにと棒杭の上にデジカメを乗せ
セルフタイマーで撮影する。

何度も実行するがいい写しが出来ない、誰も居ない
場所でああだのこうだの言いながら水平線と
睨めっこで進行した、二十分経つ、まだ光を放つ
ご来光は上がって来ない、あと少しもうじきだと
カメラを構えて待つ5:37分来た〜〜光がまぶしい。

一礼するも直ぐに撮影体制に取り掛かる、
ご来光だと言いながら何度も撮影する、八回目でこんな綺麗なご来光が待っていたと感動に包まれる。

太陽はあっという間に雲海から離れた、向こうでも単独かよって言ってるようだ。
孤独、ひとりと言いながら山頂銀座から伊豆岳方向に
歩きお鉢周りの周回に向かった。

伊豆岳を左に巻いて下界を見る、如何にか宝永河口が
見える、近場の景色は雲海の下に隠れ何見見えず、
高い山は雲に浮かんだ状態で眺められる。河口湖、
山中湖はこの辺かなと思う程度。

賽の河原に入るどこを見ても人っ子一人いない全く取り残された場所にいるような気持に駆られる、不思議な
場所だ、去年はもう少し遅れて登頂したがその期日は29日と数日遅かった。その時は山頂で見た
登山者は50人程度いた、今回は誰も居ない語りかける人は出てこない。


銀名水に着き奥宮浅間大社でも無人です、このしろ池は凍ってた触ろうとしたが足元が抜かって近かづけない、撮影だけと見送る馬の背から急坂に歩く、
レーダードームの場所に上がって行く、足元が砂礫で
滑り落ちながらの繰り返しでゆっくりと上がった。

この場所は五回目だ剣ヶ峰3776mに久しぶりに立った、気分はいい、眠気は何処へやらです。眺めは最高の場所誰か来ないかな〜勿体ないよ〜
早く来いよ〜って言ってやった。


写真 久須志神社口に着いた ご来光

未だ続き有り次回へ



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登りたくなりました

素浪人kenさん

夏山では想像できない、この時期の富士山でしたネ、
独りじめの富士山、これもまたヨシ!です。

夏山が終わると一般の夜行登山者はいなくなります。

台風が遠く東に在りましたが、天気図からは登山日
和でした。

空気が澄むので、ご来光や絶景を撮るのを目的にし
た人が夜行登山をします。

10月に入ると夜行登山者を見ることはなくなります、
初冠雪を迎える時期になると強風にも注意が必要で
夜行登山はできなくなります。

小屋の陰に入ってツエルトテントをかぶったり、シュラフに入ったりで、日の出待ち時間を過ごした
ことがあります。

これから更に天気が安定するので、防寒対策だけし
ておけば快適な登山が楽しめます。

単独行夜行登山ご立派です、お疲れ様でした。

2014/09/29 12:04:24

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