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人の命を粗略に扱う安倍内閣 

2014年11月02日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



たんぽぽ舎メルマガより転載



地獄の底まで   鎌田慧(ルポライター)

 これほど、人間の命を粗略に扱う内閣は、戦後はじめてだ。危険な原発を隙を見てまた動かす、というだけではない。それよりもはやく、12月にあれほど反対があった特定秘密保護法を施行するという。

 この悪法は日本をいつでも戦争状態に入れるための言論統制法だ。首相官邸で開かれている,政府の有識者会議の座長は日本最大の発行部数を持つ新聞社会長である。最近の朝日攻撃やNHK支配、さらには「国益」の大合唱をみれば、戦争準備態勢かと思わせる。

 国会で議論する前に,米日の防衛局長級で,防衛協力指針を決めた。国会無視である。平時から緊急事態まで「切れ目なし(シームレス)協力」が、A4版5枚の報告書に7回も登場する。集団的自衛権の行使を閣議で決めただけ。それでも周辺から地球の反対側、宇宙からサイバー空間まで、宇宙から地獄まで、24時間の軍事一体化だ。

 働く者の残業代はゼロ、派遣労働は無期、農産物や医薬は米国依存。政府の義務は,国民の安心、安寧、健康、いのちを守ることだが、この国はまだ国益が最優先である。

 改定された原子力基本法も宇宙基本法も,安全保障(軍備)のためであり、防衛産業(原発産業とほぼおなじ)が、国益産業として国家予算の受け皿となる。そのために政治献金が解禁される。
              
(10月28日東京新聞『本音のコラム』より)

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