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たかが一人、されど一人
子供の喧嘩ではあるまいに
2015年02月10日
テーマ:テーマ無し
衆参両院の予算委員会での質疑を聞いていると、安倍総理はしばしば「あなたはまるでイスラム国に味方するような・・・」とか「あなたはイスラム国に慮らなくてはいけないかのような・・・」といった言葉遣いで野党議員の質問を非難している。何れも1月の総理中東訪問の際の演説に関する質問で、「日本人がイスラム国の人質にされている現実を認識すれば、言葉遣いにもっと然るべき配慮があるべきではなかったか?」との趣旨である。総理はあらゆる情勢を総合的に判断して自ら決断した演説であるから、誰がなんと言おうと反省はしないだろう。又総理がお好きな「結果責任」についても、この際は不問としたいようである。しかしながら、質問者を馬鹿にしているのか非難するつもりか知れないが、質疑は喧嘩ではないのだから「お前は加害者の味方をする気か!」といった趣旨の発言は余計と言うより聞き苦しい。でもこれは安倍氏の教養のなせる(限界)ことでもあるから仕方がないとしよう。問題としたいのは、この種の発言について言葉遣いの専門家が集まっている筈の言論界とも称されるマスコミの世界で、非難めいた発言が全く現われないことである。総理は国会で質問をはぐらかしてまともに答えなかったり、テレビ番組に出演して、都合の悪い質問にイヤフォンを外すなど、言葉の選び方以前に対話のマナーがなっていない。テレビとは恐ろしいもので子供も見ている。総理の言葉遣いが子供にどんな影響を与えるか、切れやすい子供が増えつつある世相を総理だけの責任にするつもりはないが、子供を持たない総理だから仕方がないでは済まされない。小生にはマスコミ界全体が何となく、現政府の右傾化傾向を及び腰ながら容認しつつあるように見える。マスコミに言わせれば「否、そんなことはない。問うべきところはしっかり突いている。」だろう。そうなのだ、マスコミはどっちに転んでも良いように常に伏線は張っておくものだ。論調がこのブログでよく使わせてもらう「蛇だかミミズだか分からない」になるのは、日本語の特徴に原因があるのかもしれない。表面的な言葉のやり取りの中で主語が省かれたり、形容詞や形容動詞が多用されたりする割に具体性を欠いた曖昧語が多すぎる。人質事件に関して1例を挙げると後藤健二氏に対する哀悼の表し方がある。日本の総理は「後藤氏に対して哀悼の誠をささげ」決まり文句に続いて「非道卑劣言語道断とか何とか、許しがたい暴挙を断固非難する」と表明。米国の大統領は「米国は、ISIL(イスラム国の別称)による日本人ジャーナリスト後藤健二さんの許しがたい殺害を非難する」と述べた後に「後藤さんは報道を通じ、勇敢にもシリア国民の苦しい状況を世界の人々に伝えようとした。私たちの心は後藤氏の家族と共にある。」と加えている。マスコミ界で最も多数に影響を持つメディアがテレビであることは残念であっても事実だ。そのテレビに登場する専門家とか評論家が殆ど固定化されて、多少野党的であっても、政権に対してはっきり批判できない現状がある。肝心の内容以前に、少しでも反政府的発言には、恐ろしい揚げ足を取られかねない雰囲気にすくんでしまうのだろう。その上に国権(これがまた、国の権利か国民の権利か判然としない)の最高機関とされる国会での議論までが論理性を欠いて喧嘩腰で行われた日には、本当に教育上宜しくない。イスラム国人質事件は既に過去のものとなりつつあるが、これから延々と続く国会質疑で、この政権特有の言葉遣いに関する根本姿勢を誰かが改めさせない限り、政権が目指す右傾化が着々と進んでしまうことになるのだろう。別に英語を礼賛するつもりも無いが、日本語の使い方の難しさを痛感してしまう。
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