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ちちをかえせ ははをかえせ、にんげんをかえせ、へいわをへいわをかえせ、そして、吉永小百合・坂本龍一さん原爆詩朗読会です。 

2015年08月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

おはようございます。
70年前の日も、こんなに暑かったのでしょうか?!
今日は、8月6日
広島原爆投下の日、です。


70年前、私は2歳の赤ちゃんでしたので、
当時のことを、実感できません。
そこで、次のサイトで、少しでも、心に刻んでいきたいと思います。

【峠三吉さんの詩、です。】
    序

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ

わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ

にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわをへいわをかえせ


  八月六日

あの閃光が忘れえようか
瞬時に街頭の三万は消え
押しつぶされた暗闇の底で
五万の悲鳴は絶え

渦巻くきいろい煙がうすれると
ビルディングは裂け、橋は崩れ
満員電車はそのまま焦げ
涯しない瓦礫と燃えさしの堆積であった広島

やがてボロ切れのような皮膚を垂れた
両手を胸に
くずれた脳漿を踏み
焼け焦げた布を腰にまとって
泣きながら群れ歩いた裸体の行列


石地蔵のように散乱した練兵場の屍体
つながれた筏へ這いより折り重なった河岸の群れも
灼けつく日ざしの下でしだいに屍体とかわり
夕空をつく火光の中に
下敷きのまま生きていた母や弟や町のあたりも
焼けうつり
兵器廠の糞尿のうえに
のがれ横たわった女学生らの
太鼓腹の、片目つぶれの、半身あかむけの、
誰がたれとも分からぬ一群の上に朝日がさせば
すでに動くものもなく
異臭のよどんだなかで
金ダライにとぶ蝿の羽音だけ


三十万の全市をしめた
あの静寂が忘れえようか
そのしずけさの中で
帰らなかった妻や子のしろい眼窩が
俺たちの心魂をたち割って
込めたねがいを
忘れえようか!


【吉永小百合さん原爆詩朗読会 ピアノ坂本龍一さん
           於:ロンドン 、等、です。】    
https://www.youtube.com/watch?v=lEalWrdso8w

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