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人生いろは坂

土の中の世界 

2015年08月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 久々に、このページへの投稿文を書くことになった。今までの投稿は種々雑多なものだったが
今後は出来るだけ自然や畑の観察などで私自身が不思議に感じたことなど、実体験に基づいた
ものを書いて行きたいと考えている。

 早速だが、今日は畑を耕していて気付いたことを書いてみたい。実は我が家の畑は、山の果樹畑も
裏の野菜畑も周辺は竹藪であったり笹の繁殖がすごい。従って、そのままにしておくと、瞬くの
間に竹やぶや一面の笹に覆われてしまう。それほどこれらの繁茂はすごい。

 今は秋野菜を植える準備が忙しい。先日来、毎朝少しずつ畑を耕している。この畑の一部には
数年間、アスパラガスを植えていた。この野菜は宿根草なので毎年耕すわけにはいかない。
従って、定植したら数年間は、そのままにしておくことになる。

 その結果、周辺から笹が侵入し、当たり一面が笹になってしまった。こうなるとさすがのアスパラガスも
成長を続けることが出来ず、いつしか春になっても芽を出さなくなってしまった。初めの頃、原因が
良く分からなかった。

 そして、ほとんどのアスパラガスが姿を消してしまった。つい最近、思い切って、ここを耕すことに
した。そして明らかになったことは、笹が入って来て、アスパラガスが全滅したことが分かった。
それは夥しい笹の根がアスパラガスの太い根の周辺にまつわりついていたのが原因だった。

 枯れたアスパラガスの根は、スカスカになっていた。今まで他の場所を耕していて気が付いていた
ことだが、笹の根は、他の植物が伸ばした根の周辺に多い。明らかに他の植物の根が伸びたところを
利用して自分の根を伸ばしているのだ。

 実は笹だけではなく、他の植物も同じかもしれない。苦労して固い土の中を進むよりほかの根が
通りよくした地下の空間を利用した方がはるかに楽なのだ。

 植物たちの世界に、どのようなルールがあるのかは分からないが、地下の根は複雑である。様々な
植物の根が複雑に絡んでいる。それでも枯れずにお互いが繁殖しているのは、あるいは、それぞれが
それぞれの根を利用しているのかもしれない。

 その中にあって笹の根や竹の根は異色の存在である。笹の根はともかく、竹の根が侵入してくると
周辺の植物は次第に枯れていく。原因は竹の根のすさまじい吸収力である。掘ってみると良く分かる
ことだが、竹の根の周辺はからからに乾いている。竹の根が周辺の水分を吸い取ってしまったからである。
従って、水分だけでなく、肥料分まで吸い取ってしまい、その上に植わった野菜の成長は著しく阻害される。
竹の根恐るべしである。

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