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むかし下津井回船問屋　

2015年05月18日
テーマ：テーマ無し

　長かった寒い冬もいつしか遠のき、いつの間にか初夏のようになってきた。暦は５月も下旬に入り巣立ちしたツバメ、
これから巣作りをして子育てに入るツバメ、新旧の入れ替わりも始まった。いつに変わらず繰り返される季節の移り変わり。

　私の回船問屋勤務も３月末から始まり、やがて二か月が来ようとしている。海に近い回船問屋、庭の緑が目にまぶしい。
連日のように大勢の人が訪れ、去っていく。ここは無料の施設なので時間調整のためにも旅行会社にとって都合が良いようだ。
また、旅行者の多くも早朝からホテルに勧められたからと言ってやってくる。

　５月の連休が終わったとはいえ今もって人の流れは切れることなく続いている。しかし雨の日はさすがに訪れる人も少ない。
私の知り合いが次々に企画を持ち込んでくれたり、所属する団体が、ここで会合を開いてくれ、私にとっては都合も良く
利用者が増えてうれしい限りである。

　その内にホームページも出来るだろう。指定管理で民営化となって、今までとは少しずつ変えていきたいと思い
見かけだけでなく、中身の方の見直しも行っている。開かれた「むかし下津井回船問屋」にしていきたいと考えている。

　蔵造の何となく落ち着く雰囲気がとても良いらしく、次週の日曜日には児島ギターアンサンブルの仲間たちによる
演奏会、更にはフォルクローレのグループが、ここで初めてのコンサートをしたいと言って相談に来てくれた。
何しろ全国規模で活躍しているグループらしく、どうしても児島でコンサートを開きたかったからとのことだった。

　私の児島市民交流センター時代からの付き合いが、今こうして新しい場所で新しい花を咲かせつつあるようだ。
このブログを読んだ方は瀬戸内海に面した風光明媚な鷲羽山や倉敷市むかし下津井回船問屋をぜひお訪ね頂きたい。

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