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尺八と横笛吹きの独り言

「島原」やら「夕顔」やら……謙虚だけど目立ちたがりやかも…… 

2015年09月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 
●写真は「島原の唄」とは関係ありませんが、なぜか「夕顔」の花のつぼみ。
夕方の5時30分頃の巡回で駐車場付近で撮りました。この「夕顔」は菊岡検校作曲の筝曲。
今度演奏会で吹く予定でいます。

●ここでfueブログ記事の再登場・島原の子守唄のうんちく
http://blogs.yahoo.co.jp/shakuhachi_fue/55160617.htmlより

民謡おさらい会で「島原の子守唄」を唄う方がおります。
その歌詞の中のオロロンとは韓国語で、意味は「早く」。バイは「〜だよ」の意味

「はよ寝ろ 泣かんで オロロンバイ」とは・・・・
・・・・早く寝なさい、泣かないで、早く早くだよ・・・・という意味だろう。

●ここで突如、下手な「島原の子守唄」篠笛独奏
  
 

2回くらい練習して、ぶっつけ本番。9本笛。尺八では7寸と合います。
少し吹く力を抜くといいですね。30点段階。スライドに出てくるのは「夕顔」の花です。
夜咲くなんて……知りませんでした。美しい花だ。

★歌詞1
 おどみゃ 島原の おどみゃ 島原の
 梨の木 育ちよ
 何の梨やら 何の梨やら
 色気なしばよ しょうかいな
 はよ寝ろ 泣かんで オロロンバイ
 鬼(おん)の池ん 久助(きゅうすけ)どんの 連れんこらるばい  
★訳1
私は島原の梨の木のある家で育った。
何が梨だろう・・・色気も何も無い・・・
早く寝ろ!泣くんじゃない!
鬼池の人買いが連れ去りに来るぞぉ。
(鬼池は島原の対岸,天草の地名)

★歌詞2
 帰りにゃ 寄っちょくれんか 帰りにゃ 寄っちょくれんか  
 あばら家 じゃけんど
 唐芋飯(といもめし)や 粟ん飯 唐芋飯や 粟ん飯
 黄金飯(こがねめし)ばよ しょうかいな
 嫁ごん 紅(べん)な誰(だ)がくれた
 唇(つば)つけたなら 暖ったかろ 帰りに家に寄っていけよ。

★訳2
見窄らしい家だけど。
粟飯に芋を混ぜた黄金飯があるよ。
嫁の口紅は誰がくれたのだろう。
火のような赤色,唇につけたら熱いだろう

http://www.geocities.co.jp/MusicHall/8142/lullaby.htmより抜粋しました。
写真を引用させていただきました。
http://matiere.at.webry.info/200811/article_2.html
http://hayabusa-3.dreamlog.jp/archives/51292741.html


 
●さて……みごとに「夕顔」が咲きました。
夜10時前後の巡回時間に撮影。
可憐で素朴で、謙虚な気品があります。(まるで私だ)
(……もっと謙虚ならあんな下手な篠笛演奏はアップしませんよね……)

●さて……また「島原の子守唄」のうんちくの再登場。
オロロンバイとは?
韓国語のオルルンが元々の言葉でしょう。

얼른 [オルルン] : 早く、すぐ、速やかに、急いで、
素早く、直ちに。

バイは歌詞の中に、連れんこらるばい、火事げなばい、などがあり長崎
の方言で, 〜だよ、の意味。
http://ameblo.jp/kankokugo-kakikukeko/entry-11981689270.htmlより抜粋

●おろろん」は、「おろろ〜ん」と泣く仕種の九州北部の擬音語だという説があり、関東で表現する「えーんえーん」という赤ちゃんの泣き声と同じなのだろうと推察される。こういう説もある。
http://matiere.at.webry.info/200811/article_2.html
●fueブログでの過去の記事「島原の子守唄」時代背景等
http://blogs.yahoo.co.jp/shakuhachi_fue/54928560.html

●「おどみゃ」は「私は」の意。
「しょうかいな」はそうかいなという意味ですが、ここでは囃子ことばとして使われています。
「鬼の池久助どん」は口之津港の対岸の鬼池に住んで女衒(ぜげん)を営み、富を貯えたとされる人物。実在したかどうかは不明だそうだ。

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