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じいやんの日記

下流老人? 

2015年09月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:日記

「下流老人」と言う言葉を時々目にする。
そこそこの会社に勤務して、自宅も保有したし、老後はゆっくりと暮らそうかも思っていたら、夫婦の内のどちらかが病にかかった。
止む終えず退職!や介護!
まだ年金満額支給まではまだ時間がかかる。
そんなケースは決して稀ではありません。
名付け親は、『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』(朝日新書))の著者で、NPO法人「ほっとプラス」代表理事の藤田孝典さんです。
その本を読んだら人たちは
・「明日は我が身である」
・「老後を迎えるまでに資産や貯蓄をして備えたい」
・「下流老人になることを前提に、家族や友人などの人間関係を大切にしていきたい」
など、ご意見や感想を述べている。
そして、同時に、「なぜ高齢者はこんなに貧困になってしまうのか」といった疑問もたくさん出ている。
いつまでも健康で、何も災害にも合わないとは思っていないので、各種の保険にも加入していた。
しかし、想定が甘いのか? 個人でできる範囲はやってきたつもりでも不足してるのです。
しかし、貧困を抑止するためには、個人の努力云々も大事だが、個人的な努力ではどうにもならない実態もある。
だから、社会保障を先人たちは”防貧対策”として、健康保険、介護保険、年金等の用意してきたのだが、この貧困を防ぐための対策が弱いのではないでしょうか?
また、現在の生活に金がかかりすぎる?
皆さんは今までや今から、日常的に「贅沢」しているから貯金ができないのだろうか。
「無駄な浪費」をしているから預金が少なく、生活が苦しいのだろうか。
そんなことはないでしょう。
多くの人は質素とまで言わなくても、堅実に自分の可能な範囲で生活してきたでしょう。
なのに生活が苦しくなるのでしょうか?
・日本は家賃や住宅ローンの返済など、住宅費負担が極めて重たい。
・ゼネコンや建設、不動産業界の政治介入もあり、持ち家政策を推進してきた日本では、国民は基本的に住宅を購入してきた。
だからその時点では返済できる範囲で住宅ローンを組んで家を買う。
銀行から多額の借金をさせてまで進む建設ラッシュは、人々を苦しめながら経済成長を支えてきた「日本型経済成長モデル」だったのか。
一方で、住宅を購入しない場合、購入できない場合には民間賃貸住宅を借りることが一般的で、会社の社宅制度の制限と連動して、「持ち家」か「民間賃貸住宅」の選択を迫った。
現在は、地元志向が増え、親と一緒に実家に同居し続ける選択肢が「第三の道」として、増えてきたことは、会社の福利厚生制度の低下と、非正規社員の増加と関係が深い。
そもそも自らの認識はないが、「下流老人」とは、生活保護を受ける生活レベルで暮らす高齢者、および今後そうなる恐れのある高齢者のことです。
現在も増え続けていて700万人いると言われてます。
今の日本には、かつては大多数だった「中流上」は存在しません。
ほんの少しの富裕層と、大多数の貧困層というのが実態です。
さらに社会の高齢化が進み、20年後には非正規雇用で所得の低い若年・中年層はいずれ下流老人化します。
近い将来、各種の制度変更によって、高齢者の大半が下流老人となる可能性もあります。
高齢者の声が届かない、国会の強硬採決で・・・あーーーあ!  怖い!
年金は満額貰えてますが、何が起きるか分らない年齢には間違いありません。



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政治のひずみ

じいやんさん

企業年金は、退職金のリスクを個人に押し付けた制度ですね。
生活保護費の方が高額なのは、政府と官庁が実態を知らずに建前だけで制度を作っている証拠。
まさにお役所仕事そのものかな?

2015/09/28 16:36:18

不安ばかり。

さん

企業年金も受給できるか心配〜。

2015/09/28 11:25:58

30年以上も

さん

 真面目に働いて年金を積み立ててきた人が、パチンコ人生の生活保護者より少ない年金というのは、政治の貧困です。

 老人のせいではありません。

2015/09/28 09:02:45

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