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ポメママの預かり日記

[転載]ベタを買わないで。売らないで。  動物の解放さんより 

2016年01月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

動物の解放さんより
http://maypat01.blog.fc2.com/








「闘魚」とも言われるベタ。
喧嘩をするときのオスの「フレアリング」(背ビレや尾ビレを広げて威嚇しあう様)が「美しい」とされ、インテリアのように販売されています。

オス同士は激しく喧嘩するため、同じ水槽で飼育することができません。そのためホームセンターなどで販売されているベタは小さいビンに1匹ずつ閉じ込められ、ビン越しに別のオスと向き合い、常に臨戦態勢というストレス下で「フレアリング」をし続けます。



ホームセンターチェーンの東急ハンズでもベタが販売されています。
私たちはこのベタの販売方法について東急ハンズ本社に要望書を提出しました。



株式会社東急ハンズ 御中
2015.7.27
はじめまして。
本日電話で問い合わせをさせていただいた、NPO法人アニマルライツセンターの佐藤と申します。私どもは動物の権利を守る運動をおこなっております。

貴社のいくつかの店舗で販売されている淡水魚ベタについて、動物福祉の観点から下記をお願いいたしたくご連絡させていただきました。

・魚を小さなビンに詰めて陳列販売するのを中止し、適切な広さと環境の確保された水槽での飼育に切り替えること。

私どもの元に、「貴社のいくつかの店舗における魚の販売方法があまりにかわいそうだなので、なんとかしてほしいという」連絡が市民から数件寄せられております。
私たちも現場を見ましたが、確かに報告にあったとおり、この飼育方法は動物愛護管理法違反であり、改善をお願いしたいと思いました。

魚は動物取扱業の対象動物ではなく、罰則規定はありません。
しかしながら、動物愛護管理法自体は、魚にも適用されるものです。
2012年の法改正では、動物愛護管理法に次の項目が追加されました。

何人も、動物を取り扱う場合には、その飼養又は保管の目的の達成に支障を及ぼさない範囲で、適切な給餌及び給水、必要な健康の管理並びにその動物の種類、習性等を考慮した飼養又は保管を行うための環境の確保を行わなければならない。

この原則は魚であっても適用されます。
しかし貴店の魚の扱いは、この原則に反するものになっています。
また環境省告示の「動物愛護管理基本指針」には次のように書かれています。

生きとし生けるものを大切にする心を踏まえ、動物の命に対して感謝及び畏敬の念を抱くとともに、この気持ちを命あるものである動物の取扱いに反映させること

しかし残念ながら、貴店におけるビン詰め販売という魚の取り扱いには、命を大事にするという姿勢は感じられませんでした。
率直に申し上げて、このような方法で魚が販売されていることに、連絡をくれた市民だけではなく、私どもも非常にショックを受けております。

ベタは闘争心が激しくオス同士を混飼することは不可能であること、空気呼吸できる器官がある等の理由からビン詰め販売に至っているのだと思いますが、この飼育面積では適切な飼育環境の確保が行われているとは到底言えません。
もし水槽での飼育に切り替えていただけるのであれば、単飼でなければならず、飼育数に合わせた水槽数が必要になります。また水草の設置も必要です。ベタは水槽内で狭い箇所を見つけると、そこに留まろうとする習性があります。水草という隠れ場所は、魚にとって落ち着く場所になります。
こういった環境を用意できないのであれば、販売を中止していただきたいというのが私どもの願いです。
なお、市民からの報告では、すでにビンの中で死んでいるベタもいたと言うことです。
貴店ではベタをビン詰めして並べて販売されていますが、闘争心の強いベタはビンをはさんでいてもお互いが気になりストレスと戦い疲弊した状態にあります。

貴社同様に魚を小さな袋に入れて陳列販売されていたOlympicグループは、今年3月、この販売方法を中止してくださいました。
貴社におかれましても倫理的な判断をしていただけることを願っています。

Olympicグループ、魚の袋詰め販売中止
http://www.arcj.org/animals/fish/00/id=552

お手数ではございますが、ベタの飼育方法について、どういった改善をしていただけるか、書面(郵便またはFAX)あるいは電子メール(宛先:sato@arcj.org)にてご回答いただければ幸甚です。

以上、何卒、よろしくお願い申し上げます。

東急ハンズの回答
しかし残念ながら、東急ハンズからの回答はなく、2015年8月13日に電話をしたところ、総務課の回答は「回答しません」というものでした。

店舗への交渉
その後ベタを売る東急ハンズ店舗への直接交渉へと切り替えたところ、初めの写真よりも少し大き目のビンでの販売に切り替えてはくれましたが、「少し大き目」であって、これでは最低限の動物への配慮も満たされません。




サウスフロリダ大学の生物学担当のGaddy Bergmannによるとベタは最低ガロンの水が必要だそうです。10ガロンというと約38リットル。水槽のサイズでいうと40センチ×30センチ×30センチほどです。
国際レインボーフィッシュ(魚の種類)協会とドイツのライブベアラー(魚の種類)協会の元議長Harro Hieronimus氏は13ガロンが必要だとも言っています。(出典peta
 http://www.peta.org/issues/companion-animal-issues/cruel-practices/betta-fish/


「ビン」では到底必要なサイズを満たしていません。

「売るのならばせめて広い水槽で飼育してほしい。」「オス同士を一緒に飼育することはできなくても、別の種の魚と一緒に飼育することはできる。現にそうやって広い水槽でほかの種と混飼している人もいる」と交渉しましたが、
広い水槽での飼育はスペースを取りすぎてしまう(たくさんのベタを販売できない)
広い水槽で飼育すると、ベタは闘争せず「美しいフレアリング」をしなくなり、「鑑賞」することができなくなってしまう、との理由から「できない」ということでした。


現在(2015年1月時点)もビンで、ベタは飼育されています。
魚は「インテリア」ではありません。

ベタを買わないでください。
ベタをビンで販売する店には「かわいそうだから止めてほしい」と声を届けてください。

東急ハンズ意見先
https://www.tokyu-hands.co.jp/inquiry.html

転載元: 共存したい・・・もうひとつの生命たち

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