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平成の虚無僧一路の日記

虚無僧 さむそう 

2011年01月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



夜は深々と冷える。
名古屋駅の高層ビル下はビル風もすごい。
北風がピューピュー衣の中をすり抜けていく。
ミニパンの若い女性が太ももをむき出しにして
歩いていく。さむそう。私はこむそう。

一人の男が近寄ってきた。なにやら、ブツブツ。
どうやら「寒いので、酒の一杯も飲みたいが、
金が無いので、めぐんでくれないか」と言って
いる。虚無僧に金を無心するとは。「明暗箱」を
ひっくり返して「からっぽ」であることを示す。

財布から小銭を出しながら近づいてくる青年。
ありがたや・・・トトトト。その小銭は、私の前の
自動販売機にチャリン。バタ〜ン。缶コーヒーに。

目の前を、若い女性が足早に通り過ぎていった。
その時、バサッという音。分厚い財布を落として
いった。「落としましたよ〜」と声をかけても、
不審者から逃げるように、振り向きもせず去って
いく。

私の声に気づいた青年が、サッと財布を拾って
彼女を追いかけ、50m先で追いついて手渡す。
彼女は、しきりに青年にお礼を。私には挨拶なし。
空しく尺八吹く。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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