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「間」の大切さ・・・(^^♪☆　

2016年03月25日
テーマ：テーマ無し

落語の基本は「おい、八つぁん」「何だい、熊さん」という”対話”にありますその上で───落語芸術協会会長の桂歌丸師匠が、語っていました落語家の腕の良し悪しは、せりふの間に余韻を残す「間」が上手に作れるかどうかで決まる、と文にも「行間を読む」味わい方がありますが、対話の「間」によって伝わる思いの深さは、文を超えるでしょうそう思える体験を聞いたことがあります仕事を失い、疲れ果てた男性がいました仲間が、ある会合に誘いますが、言下に断るそれでも会合の当日、会場の入口で皆が待っていると、男性が現れました 待った人の中に、かつて男性と苦楽を共にした友人がいました遠方から来訪したその友人は再会を懐かしみ、握手しながら話し掛けたのです「久し振り。暫らく会わない間、君は・・・」その瞬間、男性の刺すような視線友人は一呼吸置くと、男性を見つめて言いました「ずっと頑張ってきたんだな」男性は男泣きしたのです”俺は一家の柱だ”と奮闘すれども、光が見えない苦しさを分かってもらえたという涙でした男性は蘇えったのです「励まし」に特別な言葉はいりません会って顔を見て、話したり、時には黙ったり───そうやって分かち合えるものがあるのです 　　　

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