メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

長時間座り続ける危険、エコノミークラス症候群を予防するには・・・ 

2016年04月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

医学的知識の弱い夢想花、
     前号の、サルコペニア症候群との関係は、
        共通する点もあると思うのですが、
           勉強のため、アップします。m(_ _)m

今、車中泊や、仕事なので、長期間座り続ける結果として
エコノミークラス症候群の危険が
深刻になっています。

を予防するには

厚生労働省のHP です。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/hoken-sidou/disaster_2.html
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000121877.pdf


大塚製薬のHP です。
http://www.otsuka.co.jp/health_illness/jama/dvt/




脚の運動不足、と、水分不足

心臓から全身へ血液が送りだされるときは、心臓のポンプがその役割をするのですが、体のあちこちから血液が帰ってくるときにはそのポンプ機能がありません。特に、人間は二足歩行なので脚に血液がたまりやすく、長時間脚を動かさないでいると血流が滞ったり、血栓ができやすくなります。

また、体から水分が不足すると血液がドロドロになって血栓ができやすくなります。フライト中の飛行機の湿度は5〜15パーセントほどで、サハラ砂漠より乾燥しているそうです。その状況下だと、1時間に約80mlの水分が体から蒸発するといわれています。


飲食物の工夫でできる予防方法
・1時間に100ml(コップに半分くらい)は水分補給をする
・アルコールを控える
・コーヒー、紅茶などカフェイン飲料を控える
・炭酸飲料を控える
・食べ過ぎない
・ビタミンCを補給する
・フライト中は睡眠薬を飲まないようにする(無理な姿勢で眠ってしまうのを防ぐため)

アルコールを摂取すると体が脱水症状になるので控えるようにしましょう。また、コーヒーなどに含まれるカフェインには利尿作用があり、脱水を招く怖れがあります。特にオフィスは空調管理されているところが多く、のどの渇きを感じにくいため、注意が必要です。

女性は、炭酸飲料を習慣的に飲むことで血栓症のリスクが80パーセント以上も高まるというデータがある(男性にその傾向は見られず、原因は分かっていません)ので、長時間同じ体勢でいなければならないときは炭酸飲料を控えましょう。おすすめの飲み物はイオン飲料で、体の水分を維持する働きがあるそうです。また、スポーツドリンクやオレンジジュースもよいといわれています。

食べ過ぎると消化器官に血液が集まってしまい、脚の血流が滞る怖れがありますが、逆に軽めの食事なら、リスクを減らすといわれています。抗酸化作用のあるビタミンCは、血管がもろくならないようにし、血栓を防ぐ働きがあるので、こまめに摂ることで血栓症の予防効果が期待できます。


血栓を予防する栄養素の摂取を日ごろから心がけましょう

・水溶性食物繊維
血中のコレステロールを減少させ、動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。
おから、栗、ひじき、大麦、干し柿、切り干し大根など

・ポリフェノール
悪玉コレステロールが酸化するのを防ぎ、動脈硬化を防止する働きが期待できます。
緑茶、紅茶、ベリー類、黒豆、春菊など

・ベータカロチン
ポリフェノールと同じく、抗酸化作用が期待できます。
かぼちゃ、にんじん、モロヘイヤ、ホウレンソウなど緑黄色野菜

・ビタミンC
血管を若く保つのに必要なコラーゲンの生成に必要な栄養素です。水溶性のため排出されやすいので、こまめに摂取することをおすすめします。
いちご、ピーマン、ブロッコリーなど

・ビタミンE
強力な抗酸化作用があるといわれ、血行を促進する働きもあります。
アーモンド、ウナギ、かぼちゃ、アボカドなど

・ビタミンD
血が固まるのを防ぎ、不足すると静脈血栓症のリスクが高まるといわれています。
干しシイタケ、きくらげ、日光浴など



★ 予防するためには、ストレッチや体操が効果的
できれば1時間に1回は歩いたり、足踏みを

エコノミークラス症候群は日ごろから予防を心がけることで、リスクを軽減できるといわれています。

・1時間に1回は歩いたり足踏みをしたりする
・フライト中などにトイレに行く場合は、できるだけ遠いところを使う
・立ち上がれない場合は、足首の屈伸、足首回し、かかとの上げ下げ、足の指を動かす

・体を締めつける服装を避け、ベルトやボタンを緩める
・靴を脱ぐ
・脚を組まないようにする(血行が悪くなるので)


座ったままできる簡単ストレッチ
1、座ったまま爪先立ちし、脚を上げ下げする
2、かかとを床につけ、爪先を引き上げる
3、ふくらはぎを軽くマッサージする

20回を1セットとして、それぞれ2、3セット行ってください。


血流、リンパの流れを改善するストレッチ
1、両手をテーブルに置き、片足を後ろに大きく引きます。
2、そのまま、上半身を天井に向かってまっすぐ伸ばします。
股関節を中心にして、棒のように伸びた状態のイメージです。
ゆっくり90秒以上伸ばしてください。


予防・対策グッズ
着圧ソックスでうっ血対策
着圧ソックスは、下のほうの着圧を強くすることで、上から下へ血液を送り返すのを補助するとともに、下のほうに血が溜まるのを防ぎ、血栓をできにくくする効果が期待できます。着圧の強さやソックスの長さによって違いますが、薬局で市販されているものだと1500〜3000円位の価格帯が多いようです。インターネットで、より高機能のものを入手することもできます。

フットレスト、フットラックで膝裏の圧迫対策

フットレストは足を置ける台で、フットラックは足用のハンモックのようなものです。どちらも、足を高い位置に保つことで、脚から心臓への血流を改善するとともに、膝の裏が椅子に圧迫されるのを緩和する効果が期待できます。特に、背の低い人は膝裏が圧迫されることが多いので、おすすすめです。

血流改善
ふくらはぎなどをマッサージし、リンパの流れや血行を改善する効果が期待できます。500〜2000円で入手できるようです。


弾性ストッキング、弾性包帯
弾性ストッキングとは、着圧ソックスと同じ意味ですが、病院で使われている医療用弾性ストッキングや医療料着圧ソックスは、市販のものに比べて圧迫力が強いようです。目的によって様々な着圧のものがあり、サイズもいくつかあるようです。弾性包帯は巻くタイプで、弾性ストッキングと同じような効果があります。


間欠的空気圧迫法、フットポンプ法
間欠的空気圧迫法とは、ふくらはぎにゴムチューブを巻き、そのゴムチューブに周期的に空気を入れることで加圧し、脚の静脈の流れを促す方法です。フットポンプ法は、足の裏を周期的に圧迫することで、脚の静脈の流れを促します。機械を用いたこれらの方法は弾性ストッキングなどより予防効果が高いとされていますが、注意しなければならないのは、すでに脚に血栓ができてしまっている場合、静脈の壁に張りついている血栓を流して、肺動脈を詰まらせてしまう怖れがあるので、基本的には使用しません。
いかがでしたか?エコノミークラス症候群は、フライト中だけでなく、車の運転やデスクワークなど、日常にも潜んでいる危険な疾患です。特に長時間同じ姿勢でいることが多い方は、こまめに水分補給し、1時間に1回は足を動かすようにしてください。日常の中で意識するだけで、リスクを回避できる可能性が高まる病気でもあります。

もし片足の痛みやしびれ、腫れや変色、息苦しさや胸の痛み、動悸などを感じた場合は、すぐに「血管内科」「循環器内科」「循環器科」などの専門医を受診してください。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ