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昭和2年生まれの航海日誌

霜降り学童服 

2016年06月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


  



 ポプラが涼風を送り初夏がきた。
 高齢者にとっては、今少し寒いようだ。
  
  朝食をとるなり、グラウンドへ飛んだ。

  嬉しいことには、今月17日には奈良へ練習旅行が
 決まっていた。これで楽しみがまた一つできたのだ。

  幹事さんが
  「参加しますか」
  「是非、お願いします」
  と言って、参加者名簿をみると、すでに私は登録され
 ていた。ここだけはしっかりしている。
  顔を見合わせ、思わずにっこり。

  1ラウンド 終えると、気温も急上昇しており、休憩中に
 皆揃って、水筒から茶飲んでいる。

  1100にゲームセット 帰途についた。
  6月1日だな、昔 伊勢あたりでは”衣替え”の日であった。
 小学生でも”、霜降り”の夏服を着て、帽子に白の日覆を
 つけたものだった。
  そんな姿で親元に行き、爺さん婆さんんを喜ばせた。
  
  あの夏服いつ頃からなくなったのだろうか。
  Tシャツに追い込まれ絶えてしまったような気がする。

  制服、なるほど今でも、中、高生は居ている人は多い
 のだが、私は、学徒出陣式で見た学生服が、最後の制服で
 あったという思いが消えてなくならない。

  濡れた制服、乾かせる炭火もない。それどころうか、
 空腹を満たす、食品は全くないと言っていいほど欠乏して
 いたのだある。食モノなのなしどん底下宿生活。

  あの制服を脱ぎ軍服に着かえた若者たちの多くが帰らぬ
 人となてしまった。
  最後まで着ていた学生服は何処へ行ったのだろうか。
 辛い思いでうけ取られた肉親の家族も居られに違いがない。
 
  もう制服、軍服で辛い思いをするのは終わりにしたい。

  



  

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