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”まさか”が実現・・・(^^♪☆ 

2016年07月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


重版が続く歴史小説『家康、江戸を建てる』 は読み応えがありましたぁ 徳川家康が関八州へ移封された頃は、 未開も同然だった江戸 その街づくりを手掛けた職人達が主人公です 東京湾に注ぐ利根川を太平洋に注ぐよう東遷させ、 耕作地、居住区を広げた改修事業 貨幣を全国的に統一するための小判鋳造 武蔵野の源泉から飲み水を引き込む水路工事 江戸城の石垣に使う巨石を、伊豆の山の崖から取る、 命懸けの作業もありました  それぞれ分野は異なりますが、 誰もが天下の大仕事を支える”主体者”の気概に 溢れていました 同書は小説ですが、事実、そうした心意気あればこそ、 今日の東京に続く、江戸の礎が築かれたに違いありません  ピラミッド建設にまつわる発見を思い出します 古代の大建築は、歴史家ヘロドトスが唱えた、 奴隷による建造ではなく、普通の市民達が、 大事業に加わる誇りに満ちて建設したものでした  庶民の一人一人が、主体者の自覚に立った時、 歴史が開かれ、民衆の奮闘は、 語り継がれる物語となります 「”まさか”が実現」 この”原理”は今も未来も変わらないでしょう              

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