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人生いろは坂

台風と地震 

2016年10月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 いつ何が起きるか分からない。そんな時代に私たちは生きている。台風18号が強い勢力を
保ちながら沖縄地方を通過し、少なからぬ被害を出している。そして、その後のコースは
山陰地方をかすめながら日本海を北上という中国地方にも何らかの影響は及びそうなコースである。

 ここのところの秋の長雨と台風、このまま推移すれば野菜の被害は更に大きくなりそうだ。
我が家の冬野菜の苗も何度植え直しをしただろうか。未だ畑の水が抜けていない。これで台風
の影響でもあれば壊滅かも知れない。

 そして一昨日などは夏を思わせるような暑さだった。湿気を含む南からの温かい風。一気に夏へ
逆戻りしたような感じであった。

 さて、日本各地や諸外国で地震が発生し被害が出ている。どうやら地球全体を覆う地殻で大きな
変化が始まったようだ。これから大陸移動のような劇的な変化が起きるのだろうか。地球の中から
異常な音がするとか、シンクホールと呼ばれる大きな穴が空いただとか、湖の水が急に消えて
しまったなどという話題をネット上で目にすることが多い。

 確かにネット上の書き込みだけでなく何かが始まっている。そんな気がしてならない。そんな
最中に京大の研究グループが地震予知に活用出来るかも知れないという研究結果を発表している。

 地球表面の出来事とはるか彼方の空の上、一見何の関係もなさそうに思われるが、古くから
その繋がりが指摘されていた。その一つが大地震発生前の地震雲、異常に赤い夕焼け、電離層の
異常、そして古くは「むくひら虹」などなど。

 また、宏観現象と言われる井戸の水や動物たちの異常行動。上げれば切りがないほど色んな
ことがある。しかし、こうした現象について学会と呼ばれるところでは、まじめに取り上げられて
こなかった。研究の対象にはならなかった。

 どうやら学会と呼ばれるところは非常に閉鎖的なところらしく、突飛とも思えるような発想には
目もくれず、挙げ句の果てには、よってたかってそのような研究をつぶしてしまうようなところが
ある。その一例が先のSTAP細胞の研究であろう。細胞に酸のショックを与えると簡単に細胞が
万能細胞に変わりうると言う研究。可能性としては、ゼロとは言えない研究が何故取り上げられて
こなかったのだろう。

 また、EMという光合成細菌などを中心とする微生物集団が放射能の強度を著しく低下させると
いう事実に何故目を向けようとしないのか。癌の治療に何故、自己免疫機能を殺してしまうような
抗がん剤を使うのか。考えて見れば自分たちが有する権益を守りたいが故に、そうしたことに目を
向けてこなかった。そう思えてならない。

 挙げ句の果てに学会の重鎮と言われる人の意見を撤回させ、血液製剤による被害(エイズ感染)
を食い止めることが出来なかった。

 最近、盛んにコマーシャルで流れるのは抗菌という考え方だ。いつの頃から抗菌と言われるように
なったのか。そもそも人間の身体はその昔、人類が誕生する以前から、多くの微生物の中で生を受け
人生を全うするまで菌と共に暮らしてきた。

 今更、何が抗菌だというのだろうか。一兆個とも言われている人間の細胞と同じくらい、いや人間の
細胞の数以上の微生物と共生しているのが私たちだ。そして、これら微生物が食べ物の消化吸収に深く
関わっており、人間の性格まで左右しているのではないかとさえ言われている。

 確かに微生物や細菌の中には、身体をむしばむものもいる。しかし、人類も他の動物もこういった
微生物や細菌と戦いながら免疫というシステムを作り上げ、更には弱いものが淘汰され、強い遺伝子を
持つものが残ってきた。だから人類は、ここまで生きながらえ進化してきたと言える。そのシステムを
根底から断ち切ろうとしてきたのが、実は人類の今日までの歩みであった。

 もはや最期だと言われるほどの抗生物質が効かない菌が生まれていると言われている。菌は進化
し続けている。耐性菌の誕生である。しかし耐性菌を生み出したのも人間の所行による。

 こうして人間がコマーシャルに踊らされている間に菌の方は生き残るための進化を続けている。
これが本来の自然の姿だと言うことに早く気付かなければならない。かつて、進歩だと言って喜んでいた
洗濯機とともに誕生した界面活性剤が水を汚し、回復不可能なまでに河川の自然体系を壊し続けて来た。

 その結果、清流はどぶ川と化した。子どもの頃は泳ぐことが出来たほどの川が見る影もなく汚れて
しまった。あるものを得て、あるものを失ったと言う典型的な例であろう。とても進歩とは呼べない
愚かな行為であった。これが人間と言うものが築いた文明というものの実態ではなかろうか。

 不便でも貧しくても自然に生きることの大切さを考え直すべき時に来ているのではないだろうか。
何かをすれば次の何かをしなければならなくなる。言わばドミノ倒しのようなことを繰り返し繰り返し
やって来た。

 そして台風、大地震。人間の淺知恵をあざ笑うかのような自然が猛威が振るっている。そして私たちを
襲ってくる。今はそう言う時代だ。また、気付きのチャンスでもある。そう思えてならない昨今である。

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