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日々徘徊〜♪

NHK 超絶 凄ワザ! 

2016年10月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

NHK 超絶 凄ワザ!「幻の技法解明SP 明治の超絶技巧を再現せよ!」(2016年9月24日放送)
:多様体の滑らかな変形について多くを
教えてくれる映像
NHKオンデマンドではこちらから視聴可能な模様。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2016072629SC000/?spg=P201300111700000

で、何を視聴したかと言いますと
明治時代の鍛金工芸作家、山田宗美(1871-1916)の、
鉄板による作品は現代では再現不能とされる高水準の工芸品である。彼の主要作品は出身地の加賀市美術館に収蔵されており、没後100年の今年、特別展が催された他、常設の展示もある。

その中の うさぎ の鍛金工芸品であります。

本当に見たことはありませんが これのコピーを
造り出すように そしてこの山田宗美氏は 弟子を
一切取らなかったそうでその技術は 誰も受け継がれていない。

で NHKの 凄ワザ!で 再現してみるように
若い 鍛金工芸家に託してみる 
そんな 番組を見ていました。
しかし たたきすぎて 耳は破れました。
惜しい・・・

丸い薄い鉄板を いろんな金づちで?

形を作って行く 初めは 兎の両耳から始める
しかし耳は 11pも 高さがあり 両耳の間は
狭い。
図‐1

ご覧のように 耳を立てただけではありません
さらに外に向けて 兎の耳らしく・・
溶接を一切用いず、鉄の塊を槌で打ちながら
成形する鍛金という技法で作られます。
現代の専門家でもなかなか再現 出来ない一品。
これらの品々は 明治の時代の物

江戸から明治へ時代が変わったとき、それまで主たる注文主であった武士が没落したため、工芸の職人達は海外に販路を見出しました。江戸時代に、甲冑を作っていた職人が作り始め、明治時代には京都の専門の工房で主に輸出向けに生産されました。日本に現存するものは少なく、一度に20点以上を見られる機会はめったにありません。
そのため、良質なものは日本には少なくなってしまったのですね。
コレクターの
宋氏は「海を渡った作品とその作家たちが、里帰りして故郷で認められる機会になることを願っています」と語っています。

東京なので鑑賞は出来ませんが
お近くの方 是非 凄ワザ!!
ご覧になられては如何でしょうか。
お勧めいたします。

さて次回の NHK凄の技 この兎 日本の匠は
見事な出来上がりを見せていただけるものと信じています。

真田丸の真田紐も 刀に使い 人を切っても滑らないと売れたそうです。 現在は 桐の箱を結ぶ茶道等
に使われているそうです。 昔の人は偉かった・
どれほどの匠がいたのか 本当に海外流失は
悔やまれます。

■会期/2016年9月7日(水)〜10月30日(日)
■会場/東京藝術大学大学美術館
■住所/東京都台東区上野公園12-8
■電話番号/03・5777・8600(ハローダイヤル)
■料金/一般1300円(団体1100円) 大学・高校生800円(団体600円)
■開館時間/10時〜17時(入館は16時30分まで)
※10月21日(金)、22日(土)は、上野「文化の杜」TOKYO数寄フェス(仮称)開催のため、20時まで臨時夜間開館いたします(入館は19時30分まで)。
■休館日/月曜日(10月10日は開館)、10月11日(火)
■アクセス/JR上野駅公園口、東京メトロ千代田線根津駅より徒歩10分
京成上野駅、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅より徒歩15分



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マツちゃんさん

お京さんさん

こんにちは〜。
美術品 どれも国宝級
物づくりは 日本に適わぬものはなし。

そしてmaid in Japan
明治から 日本の美術品は 海外へ
絵画一つを取りましても 浮世絵すら
真似られたとか陶器 蒔絵 
また花鳥風月 どれを取りましても
神業としか言いようがありません。
襖 屏風 等々 世界に誇れるものを
輩出していました。

今でもソ連は 怖い国です。
よくぞ持ち帰られましたね。
船での訪問だったのでしょうか
今ならとても無理な事ですね。
   あっ晴れ!!
確実に日本の物だから 
何の遠慮も要らなかったと思います。
コメント有難うございます。

2016/10/06 16:14:41

美術工芸

マツちゃんさん

特に日本の工芸は素晴らしいですね!

最近、思い出しています。
京都のある美術本・絵画を販売してる会長が若い時の話です。

戦後、ソ連に盗られた美術品(掛け軸)をソ連から鑑定を依頼され〜政府から10名程度をソ連に〜当時、会長が足が悪く・・・・全員がステッキ(細工した)を・・・素晴らしい美術品を小さく巻いて、ステッキに隠し入れ・・・・50点位を日本に持ち帰るに成功したと聞きました。

命を賭けた仕事だったと思います。

2016/10/06 11:46:50

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