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たかが一人、されど一人

有識者と専門家 

2016年11月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

トランプ騒ぎも大分下火となりニュースネタが減ったのだろうか、NHK19時のニュースで「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」に関して随分長々とやっていた。テーマはご承知の天皇陛下「退位」めぐるりもので、先月だったかに引き続き有識者が専門家かの意見を聴取する2回目のヒアリングである。更に今月末もう1回似たような会議を開いて、年明け早々に有識者が結論を出すようだ。会議とは言え、丁々発止の議論が交わされたような風情は、少なくとも報道からは伺えない。そりゃそうだろうよ、下々が畏れ多くも上御一人のご意向を勝手に捻じ曲げて、御意を無視しようとの企みだから。世が世ならば出席者や関係者は即全員打ち首になっても文句は言えまい。幸い戦後憲法のありがたき時代だから、それぞれが好き勝手なことを言っているだけで、何回会議を重ねても陛下のお心に沿う結論が出る筈もない。憲法上天皇は日本の象徴であるだけで、何の権能も持たず、国の政に関しても国民の意思が最優先される仕掛けになっていることは耄碌爺でさえ分かっている。有識者と専門家の会議と言っても、意見を戦わすことなく結論めいたことも引き出せないのだから、街角の床屋談義や昔で言えば長屋のおばさん連中の井戸端会議と何ら変わりはないわけだ。せめて陛下のご意思を尊重して、議題を設定するならまだ分かる。もし内閣総理大臣であれば次のようにする。1.1日も早く今上陛下の退位、即ち皇太子殿下への譲位を実現する。2.その際障害となる要因は何か。憲法や皇室典範に規定がないことが最大だろう。便法を編み出すことに長けている日本の官僚と政治家だ。特に官僚だろうから、宮内庁の官僚に任せて1週間もあれば知恵が出るだろう。憲法解釈の変更でさえ平気な内閣だから、ひょっとすれば憲法に関連したって、やる気になれば何でもありだ。3.今後のことについては、その後でゆっくり考えて内閣が法案を出せばいいだろう。今回の陛下のご意向に沿って誰が文句を言うのか、簡単な話じゃないか。会議を設置した政権の考えていることがこれと正反対であることは明々白々。陛下が個人的には極めて不自由なお立場に置かれていることを逆手にとって、あたかも陛下が個人的なわがままを言い始めた如き対応である。その意向に沿って嬉々として応じた有識者なり専門家の顔を見てくれ。過去から未来を見通してことの本質を見極めるには程遠く、現実に生きていくよりあの世に行ったほうがいいような面々ばかりだ。選ばれたことを本人は名誉と思っているのだろうが、国民を馬鹿にしていると言わざるを得ない。

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