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教えられるブログ2
待ちわびた山歩き
2016年11月19日
テーマ:山歩きと登山
此れと無い天候に乗っかり山歩きが出来た昨日でした。
事は前日のメールから始まりだった、二日前にも
鎌倉の小山を歩いて来たのだが足の疲れは
消えてはない。
其処に登山のメールですが断る事は無い自分。
話はEYSです。
今の生活で連絡手段とすれば電話を掛けるのが
最も早く伝えられる。相手が居ればだが、
固定電話のやり取りで終わる。そして携帯電話が普及し
常時持ち歩けば即返事が返ってくる。
便利な時代です。
こうして山行きが決定した。先輩は82.5歳と
若干歳下の自分ともう一人が参加です。
話はもう一人からの連絡でした、山でおでんパーティーを
するからと言われました。寒いこの時期にピッタリで
温かく食べられるのは下界で食卓を囲むよりも
高級に感じられるのは何故なのか。
荷物は鍋を追加しザックに入れた、毎度の袋めんも確保
する。おでんだけで良かったがラーメンも欠かせない。
あれやこれやでザックは重く成った、重登山では無いが
毎度のお昼ご飯を盛り上げるにはとテンションが上がって
荷物をかさばる状態にしてしまう。
45Lのザックなので自分は15kgまでは背負えるので
重くはなるが歩けます。
お米5kgX3袋と計算すればかなりの重さを感じる。
山ザックはバランスの良い作りなので中身は15kgと
入っていても少しでも軽く感んじさせる工夫が有るのです。
物語は朝に戻し高尾駅から進めます。
時間は7:28分に高尾駅に着き乗り換え時間までは
少し間がある。待ち合わせは二番線と決めていた。
しかし三番線に大月行が入ってた、アナウンスで早く乗車しろの声が聞こえる。待ち合わせは二番線なのだ、慌てる事はしません。
車両は二番線に停まってた、表示板は最初確認できなかったが後に河口湖行だと分かる。ホームに仲間が立っていた、自分が来る様子を見てたようでした。
挨拶を交わすと車両に入り座席確保でザックは席に有った。
早く着ていた様子が分かる。こうして出発時刻を待った。
7:45分列車は走り出す。車内は高校生が目立つ都心から離れ越境通いの生徒たちが使う電車とみた。
四人掛けに三人だったので空いた席に高校生が座った、
会話は何処まで行くの?と聞いたら三駅先で降りると
言われた日大が有るのだ。
トンネルの多い箇所が相模原にある、抜けては入るを繰り返し先に走っている。車窓からの景色は秋色の中を切り裂いて進んで行きます。
猿橋駅を通過してた時右に聳える山に目を投じた、百蔵山だねと話になる、以前に上がった山に当時の思いを馳せた。
大月駅では岩殿山が駅前に大きく見える、
駅から簡単に登れる山で富嶽秀麗12景の
一つの山。634m岩山作りです。
短時間で上がれるようですが周回コースを
歩けば危険な場所「稚児落し」何て言う場所も歩けるようだ。
会話が弾み降りる駅に着いたのも忘れ発車の合図に気が付き慌てて下車する羽目にその時首に下げてたカメラを忘れてた、仲間が回収で事なきを得た。
富士急行線に大月駅から入って河口湖駅への乗り入れた電車だったなので毎度の乗り換えせず座ったまま運んで貰えたのです。
禾生駅(かせい)に到着、下車人数は五人かな、
少ない数。
駅にはトイレは無い、頼んで駅職員が使うトイレをとなる。
身支度を整え国道134号線を戻る恰好でリニア線が見える方に歩く。空は快晴が続いてます。
15分位歩いたか右に有形文化財の水道橋が見え出す、
その際から入り登山道と成る様だ。
道は二つある、神社道は古い道で急坂が有るようで杉山新道を選んで行くことにした。
此方は九十九折をするが足運びには優しくハイキングには
持ってこいと成りました。
静かな山林を縫って進みます。秋一色の紅葉は素晴らしく
決して足を速めない歩きにさせてくれます。
こうして歩く山の中、目指す山は「九鬼山」970mの頂です。
富嶽秀麗12景の一つの山だ、山頂からは今は富士を拝めない、其れは保護林が姿を隠してしまったのです。
登りながら林の間に見えますが全体は写らない、
此処に来て一層の積雪で真っ白に化粧を施し当に秀麗だ。
弥生峠に来た、小休止とする、今回九鬼山と決めた先輩の足に違和感が生じ歩きが素直に上がらないと訴え始めた。
其れが何と高機能タイツを履いて来たと言う、足の締め付けがきつかったのかうっ血が出たのかで足が重いと言う、なので脱いでみるかと言われ我らは少し間を空けて待機した。
脱いだ、終わったよ〜と声が聞こえ歩きは続行する、気分は変わったちゃんと歩けると微笑んだ。
流行のタイツを勧められて購入したのだとか、試し履きは
済ませていたが本格の山歩きでは使ってなく今日が本当の
歩きだった。
何だか身軽に感じると歩いた、嘘のようだと歩く。
何でも取り入れれば良いのかそうでも無い事も
在る様だ。
快適な足が突然止まった、今度は何?と
ストックの先を指してた。其処には熊のフンと思える
排出物がたっぷりある。
身近な場所に降りて来たのか安心な場所ではないのか。
こうして富士見に到着した。姿ははっきり
してる。今年の山歩きでは惨敗でしたから今日は全敗を
晴らす景色を目の前に見せてくれる。
気持ちいい眺めだ、やっと出会えた富士山にと感激する。
やったね、これこれですよ、見たかったのは・・・
昂る気持ちを押さえながら山頂に上がった、山頂は広くは
無いが富士以外の高川山から始まり左に杓子山、三つ峠、
河口湖奥にある山並みと秩父連山も見渡せた。
山頂には木立の性で日当たりが少ない、寒い当日9.3度と低めでしたから日当たりをと場所を選んだ。
先客がご飯中だったか下山に取り掛かる様子も見られた。
此方は此れからお昼の宴が始まるとは言うが酒は無い、
自分の鍋におでんが投入しガスコンロで温める。
序にラーメンをと作り始めた、おでんは湯気を出し始めた、匂いも広がり食べごろになり熱々を頂く、ごちそうのおかずが出たのだおにぎりもおいしいし食が進む。
もう一品のラーメンも完成した、小分けして食べて貰う、
山ラーメンも定番ですが此れは欠かせない自分料理としてる。
たらふく食べ下山には支障が出るかもと思いながら
口に運んだ。締めはドリップコーヒーの出番、
落ちつくね〜、会話は続くが40分の宴は終了した。
下山は田野倉駅にしてた、山頂からは少し傾斜と成る道から始まるその先には掴まる虎ロープが設置だった。
足元を確保しながら下った、地図にもガレと書かれてる場所を通過しその先は通常の道に戻った。
トラバース気味の道が伸びていた、傾斜道だが景色は相変わらず飽きさせない光景が広がり立ち止まっては歓喜を上げてた。
グラディーションの美しさ、立体感が浮き出る景色は凄い、時折赤が混じる秋が続いてました。
分岐を通過する札金峠からその先馬立山に向かう分岐となりますが田野倉駅へと下る。35分の歩きは短く感じた、林道に替わり住宅地が現れる、下りながらも振り返るとさっきまで過ごした山、九鬼山が見える。
田野倉駅の指示板が次々に出るので歩きには不安は無い、
しかし正面に突き出てる山が気に成っていた、スマホで
見たが分からずでした、其処で畑仕事中の夫婦に聞く事にした。
聞いたら何だ高川山かよ。
先輩は既に40回は登ってる山と言った、余りにも身近な場所に聳えてたので聞いたのだ。
こうして夫婦の手を止めさせ会話に花を咲かせてしまった。10分過ぎたかと思え、挨拶を交わし駅へと歩く。
線路を渡り反対に行く、
駅舎はこじんまりしてる田野倉駅。
ホームが対面では無い、ずれての作り一番線で待つのだが
時には二番線も有るようで時刻表の番数も要注意です。
25分待ったか電車は来た、大月で乗り換えする、富士急行線からJRと変えて八王子まで乗車だ。先輩がここで分からる。
残りは横浜線に入り帰宅となる、晴れの今日は待ってましたの山歩きは大変充実した気持ち良い一日にさせてくれたのは言うまでもない。
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