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小さな世界の中で繰り返される行動 

2016年12月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し













人は誰も毎日ほとんど同じことの繰り返しの中で生きている。私の場合、起床してから仕事場へ行くまで、毎日同じ行動をとっている。考えてみれば、まるであのイチロー選手がバッターボックスに入る前のネクストバッターサイクルの中から、十数個の一定の規定動作を行っているかのように。このように同一の決められた動きを行うことをルーティン、またはルーティーンと呼ぶが、私のそれは、イチローほどきっちりとしたものではない。
起きる、電気毛布のコードを抜く、部屋の電気をつける、寝間着を脱ぐ、服を着る、靴下は右足から、部屋の気温と湿度をメモ、スマホをポケットに、眼鏡をかける、ドアを開けて階下へ、トースターを入れる、電子レンジでコーヒーを温め、トイレへ行く・・・・
 
とまあ、こんなあんばいに一日をスタートし、仕事場に行きそこでも毎日ほとんど同じような仕事をこなして帰宅する。私は自分の住む家と仕事場を毎日往復し、限られた人々と一日を過ごしている。要するに、ほんの小さな世界で毎日生きているのだ。
世の中には突出した人物も沢山いる。しかし、政治家や実業家、アーティストなど著名な人々もまた毎日同じような日々を過ごしているに違いない。
私は休日には、もし温泉へ行かなかったら、誰とも会わず一日が終わる日もある。
日々同じことの繰り返し、それが人間の人生の一面であることは間違いない。
毎日同じことを繰り返しながら、人それぞれにその中で楽しんだり悲しんだり、笑ったり泣いたりしているわけだ。その毎日が楽しくってしょうがないと思える人生、私には今、そういう人生が転がり込んできた。
過去は訂正することも消すこともできない。今から先の未来は何が起こるかわからない。
だから、今その瞬間を大切に生きなければならない。
小さな小さな世界で幸せに生きること、それが大自然の中にある。
まさに、フューチャーはネイチャーのなかにあるのだ。
 
 

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