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人生いろは坂

人生いろは坂 

2017年01月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 私が、このブログを書き始めたのは2005年12月のことであった。誰かに読んで
貰いたいと言うより、自分の記録として日記代わりに書き始めることにしたものだ。

 そして、タイトルを「人生いろは坂」にし「人生は山あり谷あり、そんなしんどい
人生だから面白い。あの坂を登りきったら新しい景色が見えてくる」とタイトルの
下に書いた。

 私は、それまで自分のホームページを開き、そこへ色んな事を書いてきた。自分が
考えていること、体験してきたこと、いま世の中で起きていること、旅行記等々、
その分野は多岐にわたった。

 しかし、リアルタイムに何かを書くには、あまり形式にこだわらずに簡単に記録する
ことが出来るブログを使うことにした。

 そのタイトルが、冒頭にも記した「人生いろは坂」である。実際のいろは坂は栃木県
にある。山肌をくねくねとつづら折りに登っていく長い坂道である。

 私は高校の修学旅行の時、初めてこの坂道を体験した。これが有名な「いろは坂」
なのかと。つづら折れの道は、方向が変わる度に景色が転回して見えた。それが面白かった。
それまでの私の周辺の小さな日常の中で、こんなにダイナミックな景色を体験したことが
なかったからだ。

 そして、この体験を人生に重ね合わせてみた。そう人生は「いろは坂」に似ている。
今は退屈な景色に見えていても、必ず次の転回が待ち受けている。そして、今までとは
全く違う雄大な景色が目の前に現れてくる。

 私は、この転回を俳句にもしたことがある。トライアスロンをテーマにした俳句だった。
どんなにしんどい坂道も我慢して上り詰めれば次は一気に下り坂となる。そして気持ちも
体も楽になる。

 人生は山あり谷あり。それも私達が現世という今の世界を選んで生まれてきたからに
他ならない。このワンダーランドのような現世を楽しまずして、何のために生まれてきたのか。

 そう現世の体験は、自らが選んで作り上げているものだと言うことを考えてみたい。
良くすることも悪くすることも自分自身であることを考えてみたい。

 昨年の暮れには私の住んでいる街で子が親を殺すという不幸な出来事があった。そして
糸魚川では年の瀬も押し迫って災難としか言いようのない大きな火災が発生した。これらの
事件の意味することは何なのだろう。何か意味があるはずだ。何かメッセージが発せられて
いるはずだ。そう考えて当事者の皆さんはもとより、私達もこれからを生きて行くための
糧としたい。

 幸も不幸も全ては自分自身が作り上げたものだ。人は決して他人の人生を生きることは
出来ない。生まれて来るときも一人なら、死んでいくときも一人だ。そして裸で生を受け、
裸で死んでいく。それが自然の有り様であり、人それぞれの人生なのだ。

 我が身の不幸を他人のせいにしてはいけない。他人の人生を妬んではいけない。自分は自分、
他人は他人。それがこの世で過ごす人生なのだと。

 今年一年、皆様にとって幸せな年でありますように。

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