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人生いろは坂

移民大国アメリカの行方 

2017年02月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 いまさら私が語るまでもなくアメリカ合衆国は他民族国家であり、多くの移民によって
作られた国です。北アメリカ大陸は、コロンブスがインドを目指して航海していたとき、
偶然に発見したのが北アメリカ大陸でした。

 従って、ここで見かけた原住民をインド人だと勘違いしてインディアンと呼んだのです。
その後、イギリスの清教徒達が迫害に遭い飢えに苦しみ新天地を求めました。その新天地
だったのが北アメリカ大陸でした。

 従って、トランプ大統領は他民族、ことにイスラム圏の人達の入国を拒否していますが、
自分たちの祖先こそが、今はインディアンと呼ばれている原住民達の土地に侵入し、勝手に
アメリカ合衆国なるものを名乗るようになったのです。

 言わば侵略者達の末裔だと言うことになります。そのことは、ほんの数百年前の事です。
また、移民達が次々と原住民の土地を奪い、自分たちの領土を拡大していったことは、
周知の事実です。

 余談になりますが、韓国では対馬から盗み出された仏像は、かつて倭寇なるものが
朝鮮半島で略奪を繰り返していた頃に、ある寺院から盗まれたものだとの判決を下し、
日本への返還を拒んでいます。

 この裁判は、アメリカの歴史とは異なり、書かれた証拠になるようなものは何もなく、
理由もなく倭寇が盗んだものだと決めつけています。また、尖閣列島にせよ、島根県の
竹島にせよ、日本には幾つかの歴史的な証拠が残っていますので中華民国の領土だとか、
韓国の領土だという主張は当たらないと思います。

 話を戻しますが、アメリカの歴史は侵略者とまでは言わないまでも、多くの移民を受け
入れて今日があります。広大な土地と恵まれた気候風土、そして大量の資源を有する
アメリカ大陸は、各国からの移民を受け入れて今日の繁栄を築いてきました。

 そして、繁栄の頂点に達したとき、自らの進むべき道を見失っているように思えます。
価格の安いものは自分たちで製造せず、他国から輸入する。採算重視の徹底した合理主義に
よって多くの生産設備を停止に追いやってきました。

 しかし今更、中国から輸入しているような安い日常品を自国で生産するようなことは
出来ないでしょう。誰もそんな効率の悪い仕事には就きたくないと思います。結局、
トランプ大統領に投票した人達は、自らの仕事を捨てて効率の良い仕事に移り続けた結果、つ
いには仕事そのものを失うことになったのではないでしょうか。

 労働集約型の仕事と言うものは、常にコストの安い方に流れていきます。かつて日本も
繊維産業が花形でした。しかし、いつしか中国に取って代わられました。そして今は開発途上
にあるビルマやインドネシア、更にはバングラディシュに取って代わられようとしています。

 結局、資本主義の中ではコスト競争ですから、生産コストの安い方へ流れていくのは
当たり前の事なのです。それは、水が高い方から低い方に流れるのと同じで自然の理なのです。

 アメリカ合衆国がかつての繁栄を取り戻そうとするなら、仕事を選ばず全て自国内の
原材料で生産し、輸入を完全に止めてみればどうなるかはっきりすると思います。

 アメリカは産軍複合体の国家だと言われています。農業以外の主要産業は軍事関係を頂点に、
あらゆる産業がピラミッド型に組み込まれています。自動車産業もIT関連も軍事開発の
副産物のようなものだと言っても過言ではないと思います。実に、いびつな経済であり
見苦しい国の形をしています。

 太平洋戦争中の日本と良く似ています。そして生活に必要なものは他国に頼っています。
もしトランプ政権がこの産軍複合体の体制を根底から変えようとしているのであれば、
非常に大きな取り組みだと言えるでしょう。果たしてその行方は・・・。

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