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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

思いやり・助け合い・やさしさ 

2011年03月24日 外部ブログ記事
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東北関東大震災の被害の大きさは、日ごとに増え続けるとともに、様々な人間模様も浮き彫りになっているが、報道では日本人の美しい心が各地で見られることは心の救いである。
しかし、「大阪にとって天の恵み」と発言した大阪府議会の議長は76歳。近く府議会に議長職の辞職願を提出するそうだが、大阪府の人々が気の毒でならない。議長職辞職ではなく議員辞職して早く姿を消してもらいたいに違いない。怒りを通り過ぎて笑ってしまうお粗末な話しである。
 
今朝、M夫人から電話があった。 長野県上田市 にある食彩館へ行くが、何か買って帰るものはないかという。Iさんの車に便乗して買い物に行くらしい。この地に来て2年と10ヶ月になるが、私たちにはこうして声をかけてくれるやさしい友人が出来た。幸せなことだ。
食彩館は、リンゴが安く手に入るので、リンゴとホウレンソウ、ゴボウをお願いした。
 
福島原発の問題で、ヨウ素とセシウムの人体への影響について長崎大学大学院医歯薬学総合研究科、山下俊一教授が語っている新聞記事が目についた。
 
福島第1原発の事故を受け、福島県産ホウレンソウなど身近な野菜から、放射性ヨウ素やセシウムが暫定基準を大きく上回る数値で検出された。しかし、旧ソ連のチェルノブイリの被爆者医療などに20年間携わり、福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーでもある山下俊一教授は「すでに問題となっている野菜などを口にしていたとしても、基本的には心配ない」と話し、冷静な対応を求めている。
原子力発電の燃料に使うウランなどが核分裂して生まれる人工放射性物質の中でも、人体に悪影響を与えると指摘されるのが放射性ヨウ素と放射性セシウムだ。
放射性ヨウ素はガス状で、呼吸などを通じて体内に入ると甲状腺に集まり、長期間にわたって蓄積した場合は甲状腺がんなどを引き起こす危険性がある。
ただし放射性物質の量が半分になる半減期が約8日と短く、尿で排出されやすい。
一方、放射性セシウムは体内に取り込まれると染色体や遺伝子の突然変異を起こすことがある。半減期が30年と長く、筋肉に集まりやすい性質があるが、筋肉にがんが起こることはまずなく、山下教授は「どちらかというと、気をつけなければならないのは放射性ヨウ素」と強調する。
また、一般にがんになる確率が増えるのは、一度に100ミリシーベルト以上の放射線を浴びたときとされる。ただ現在100ミリシーベルトを一度に浴びる可能性があるのは、原発施設の敷地内など極めて近い場所に限られている。
山下教授は「そうした環境の中でさえ、放射線の影響でがんになる可能性が生じるのは、100人中1人か2人程度」としたうえで、「継続的にヨウ素を取り込んで蓄積することがない限り、健康に影響ない」としている。
 
 
福島県産のホウレンソウ、キャベツやブロッコリー、カリフラワー、カブなどの出荷及び摂取制限の発表があった。政府の説明に不信感が高まっている現状では、風評被害が海産物にまで広がる懸念の声さえ出ている。
 
本日買ってきていただいたホウレンソウは一束100円である。大根一本800円という価格がついている被災者の方々には申し訳ないような信じられない価格だ。ホウレンソウと言えば、あのポパイが缶詰から出してむしゃむしゃ食べる、栄養満点のイメージが昔から強い。
高田敏子の「虹の色」という詩の冒頭に「やさしさとは ほうれん草の根元の あの虹の色のようなものだと ある詩人がいった」とある。
 
東北関東大震災の被災者支援の募金活動などは、日に日に盛んになり、被災者の受け入れ態勢も各地で整いつつある。思いやり・助け合い・やさしさは、各地に広がっているが、風評に惑わされることなく被災地域の産物を見つけたら、買い物かごに入れるという「やさしさ」もある。
 

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