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人生いろは坂

夏の終わりに 

2017年08月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 ヨーロッパ各国ではテロの狂気が渦巻く中、日本では北朝鮮のICBMに一喜一憂すると
言う日々が続いています。

 とは言っても多くの国民の日々の関心事はこまごまとした生活のことであり、天候不順に
よるお米の収穫量のことや野菜の価格の高騰などにこれまた心煩わす日々なのです。

 いよいよ地球温暖化現象の中でももっとも懸念されていた天候不順が本格化し始めたようです。
私たちの生活に揺さぶりをかけるように、高温、長雨、土砂降り、逆に低温、干ばつなど、
いずれにしても安定しない天候に振り回されています。

 温暖化による天候不順は、良いときと悪いときの差が大きく、体を揺さぶられるような変動です。
天候の良いときと悪いときの変動が大きくて安定しないのです。私たち世代が幼かった頃は、
一年前も二年前もさして大きな変化はありませんでした。これが、地球温暖化現象が顕著に
表れるようになる前の姿であったように思います。

 穏やかな日々が持続しない。繰り返し変わらない穏やかな年が続かない。雨が降って欲しい時に
はほとんど降らず、降り始めたら極端なほど大量に降る。これが異常気象というものの実体では
ないでしょうか。また、異常気象とは言えないほど常態化しています。

 今日の他人(ひと)の不幸は、明日は我が身の不幸かも知れません。それがつい先日の九州の
日田地方を中心とする集中豪雨による被害だったのではないでしょうか。広島の集中豪雨の時も
そうでした。よもやと思うような事が当たり前に起きるようになったのです。こうした現象は、
まさに神出鬼没と言っても過言ではないように思われます。規模の大小の違いはありますが
日本各地で起きています。

 そして世界に目を向けてみても世界中でも同じような事が頻々として起きています。ニュースの
時間に報道されることが少ないために知らない人が多いだけです。こうした社会不安とも言える
ような現象は、少なからず人の心に影響を及ぼします。明日に希望の持てない人や刹那的な生き方
しか出来ない人は、きっと投げやりな気持ちになってしまうでしょう。

 こうした人の心の変化が社会に微妙な影を落としています。相次ぐテロなどの大事件に繋がって
いると言っても過言ではないかも知れません。こうして人間は、自ら作り出した異常気象によって
住む家を追われ、更には心が荒み社会の混乱を更に助長するような行動に走るのかも知れません。

 夏の終わりは近づきましたが昨日まで平和だった村に災害の爪痕を残し、更には人の心にまで
傷跡を残し、季節は移り変わっていきます。被災者の皆様には心からお見舞いを申し上げます。

 私たちは、少しばかりの便利さと豊かさを得た代わりに何かを失ったような気がして仕方ありません。
「カスタトロフィ」と言う重苦しい言葉が妙に心に残る夏の終わりです。

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