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人生いろは坂

台風一過 

2017年08月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 乾燥しきった大地を潤す雨。いくら散水してもすぐに乾ききってしまう野菜畑や果樹畑に
久々の潤いが戻った。何もかも生き返ったように見える。

 乾きだけでなく気温も少し下がり人も動物たちも、そして自ら水を求めて歩くことの
出来ない木々も生気を取り戻した。

 長く小笠原付近に停滞していた台風5号、列島上空に居座っていた高気圧に阻まれて
なかなか近づくことが出来なかった。その台風が通り過ぎた。

 この雨でしばらくは散水も必要ないだろう。畑にとって大雨が一つの分岐点となって
その後、畑の状態が大きく変化することは少なくない。

 夏の三大野菜と言えば何と言ってもトマト、そしてキュウリとなすび。トマトは例年の
ことのように盛りを過ぎて夜盗蛾の被害が出始めた。この害虫はこの季節に現れ始め桃などの
収穫間近な果物やトマトのような甘みのある比較的果皮の薄い果物から汁を吸う。

 するとそこが傷口になって急速に腐り始める。この気温である。腐り始めると傷みは早い。
吸った傷口に蚊のように何かを注入するのではないかと思うくらい傷みが早い。

 そしてトマトは水分を急速に吸収すると一度に大きくなるので果皮が裂けてしまう。
そして、そこから腐り始める。従って、トマトの収穫期は長いように見えて意外に短い。

 キュウリの寿命は更に短い。キュウリは早くからうどんこ病や葉が腐る病気になって
たちまちの内に何本かが枯れてしまった。本当に寿命の短い野菜だ。一度にたくさん出来る
から家族の少ない家庭では持てあますことが少なくない。

 ただ、なすびだけは秋口まで何とか収穫できる野菜の一つだ。夏の盛りに切り戻しをすると
やがて脇目が出てきて再び花が開き始める。

 何故か昔から「秋なすは嫁に食わすな」等という。秋なすは美味しいので姑が嫁に食べさせたく
なくて、そう言うのか。あるいは他に何か理由があるのか。

 インターネットで調べてみると色々と説はあるらしいが、一番の理由は東洋医学から来ている
ものらしい。食物の分類からすればなすびは体を冷やす作用があるらしい。従って、若い女性の
体を冷やすのは良くないと言う理由かららしい。

 なすびにはアルカロイドと言うものが含まれていて毒性の強いものらしい。それも理由の
一つかも知れない。まあ、単なる嫁いびりではなく、何らかの理由があってのことのようだ。

 さて、野菜畑から果樹畑の方に目を移してみよう。雨が降る直前まで根の浅いキウイが
一番にしおれかけていた。この雨で一息ついたように見える。

 その他、我が家の畑は圧倒的に柑橘類が多いので表面上弱っていたと言う印象はないのだが
やはり雨上がりの木々は葉の艶が違う。大量の水を得て生き返ったようだ。

 今、収穫の最盛期はブルーベリーだ。熟し始めて何度収穫したことだろう。もう一度か
二度くらいすれば、収穫は、ほぼ終わるのではないだろうか。今年も例年と変わらず
大収穫だったと言えよう。

 これからはイチジクのシーズンだ。カラスや鳥たちに横取りされないように、ネットを
張らなければならないと思っている。

 窓越しにヒグラシの鳴き声が聞こえてくる。もうすぐ夜明けだ。今日も一日暑くなりそうだ。
気温が30度を超えたと言ってもう誰も大騒ぎをしなくなった。34度や35度は当たり前に
なってしまった。この気温はいったい何処まで上昇し続けるのだろうか。

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