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北軽井沢 虹の街 爽やかな風
焚き火
2011年04月02日
テーマ:テーマ無し
オートキャンプ場でのアルバイトも、かれこれ一月近くが経過している。北軽井沢スウィートグラスの運営は、若いスタッフによって様々なイベントなどを考えながら運営されているようだ。そして私を含むシニアの人々はクリーニングスタッフである。つまりその主な仕事はお掃除である。コテージやキャビンに宿泊の予約が入ると、インチェックといって室内や設備に不備はないか、汚れていないかなどのチェックをし、お客様がチェックアウトされると、その後のお掃除をするということだが、現在では、本格的なシーズンに入る前の様々な準備もその任務である。
今日は土曜日で18組ほどの客がコテージやキャビンを訪れているが、中には外でテントを張って過ごす人たちもいる。そのテントの前を通りかかり、和やかな光景に出会い頬が緩んだ。
「どうだ、楽しいだろう?」
「うん、おもしろい!」
小学校1年生くらいの少年と父親の会話が聞こえてきた。
「お父さんも、小さいころは、火遊びが大好きだったよ」
「ほんとう?」
焚き火の火を小枝でつつきながらの会話に、私も昔を思い出した。
ちょうど子どもたちが小学校低学年の頃、夏によくキャンプへ連れて行ったものだ。ある時は、瀬戸内海の無人島へ行ったこともある。呉から音戸大橋を渡り倉橋島の先端から鹿島大橋を渡ると鹿島に着くが、もうその先は車では進めない。知り合いの漁師に依頼して横島という無人島へと渡り海辺にテントを張った。そこでは、ほんの10メートルも泳げば大きな岩場があり、潜ると素人でもアワビやサザエなどを捕ることができた。焚き火を囲んで無人島の夜を楽しんだ想い出は懐かしい。
そのころの焚き火と言えば、地面の上にあたりの小枝や流木などを集め、マッチで火をつけて徐々に大きな火にしていったものだが、ここで見る焚き火は違っている。用意された専用の焚き火台で、いきなり大きな薪にカセットボンベのついたバーナーで強引に火をつけていた。私に言わせればやや情緒に欠ける方法であるが、これが現代の焚き火というものだろうと、首をかしげながらも微笑ましい光景に心が和んだ。
仕事を終えての帰路駐車場へ向かう途中、イベント車に乗った子どもたちと出会った。
「皆さん、あのお山は浅間山と言います。みんなで浅間山にヤッホーと言ってみましょう!」
イベント担当の若いスタッフと一緒に「ヤッホー」の声が響き渡る。
私は手を振ってみんなに「バイバイ」をする。
西の空には、赤い夕日が梢の間から微笑んでいた。
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