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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

ティピ 

2011年04月06日 外部ブログ記事
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北軽井沢スウィートグラスでアルバイトを始めて約一月になる。キャンプと言えばイメージとしては夏であるが、3万坪という広い大自然の中に40を超えるコテージやキャビンなどの施設を持つ北軽井沢スウィートグラスは、年間を通して営業している。それは冬でも過ごせるノースランドコテージを所有しているからできるのであるが、誰でもキャンプと言えば何といってもテントを思い浮かべるに違いない。
 
今日は、ティピと呼ばれる珍しいテントを組み立てる作業に参加できた。
ここではティピと呼んでいるが、Wikipediaを見るとTipiはアメリカインディアン・スー族の言葉で「住居(house)」の意味があり、正しい発音は「ティーピー(tee-pee)」である。
円錐形の美しいフォルムのテント・ティピは、アメリカインディアンのうち、おもに平原の部族が利用していた。カナダ南部、北米平原部、北西部の、移動しながら狩りを行う文化を持つ部族の野営用の住居で、小さいものでは1〜2人、大きいものでは数世帯が居住できる巨大なものもある。そして、普通のテントと決定的に違う点は、その中で火を焚くことができることだ。
 
北軽井沢スウィートグラスでは、このティピを6カ所に設営する。大きさは直径約5m位のもので、その床はクッションフロアーになっていて、そのほぼ中央にファイヤープレイスがあり火を焚くようになっている。6基のティピはそれぞれ微妙に大きさやデザインが違う。テントの寸法を測定し、それに合わせた位置で固定された3本の丸太を組み立てることから始まり、そのまわりに次々と丸太をセットし、合わさった部分をロープで固定する。最終的には17本の丸太を使用するが、丸太の骨組みのまわりは二重の内装用のテントが張られ、最後に外部のテントが取り付けられる。ほぼ円形のテントの下部は杭でしっかりと固定される。このテントで8人が過ごせるという。
 
幼い頃に見たアメリカ映画の西部劇に登場するインディアンとこのティピに見覚えはあるが、自分がその設営に参加することになろうとは、夢にも思わなかった。長生きはするものだ。
自然たっぷりの中に設営されたティピの中で焚き火を囲み語り合うなんて、どれほど楽しいか想像するだけでウキウキしてくる。テントを出ると、目の前にはまだ雪をたっぷりと抱いた浅間山があり、木々を飛びかう小鳥たちのさえずりが聞こえ、爽やかな風が頬を叩く。そんな幸せの時間を楽しむ家族は、きっと仲の良い家族に違いない。
 
しかし、その幸せなひとときを演出するティピの設営に参加できた私も果報者だ。そして今宵は何十年も昔に遡り、子どもたちとこのティピで過ごす夢を見そうな気がしている。
 
 

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