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2017年10月25日 外部ブログ記事
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 危険な綱渡り


 中国共産党の第19回党大会が24日に閉幕し、習近平総書記の二期目の政権発足がスタートしました。新たな中央委員204名は第19回中央委員会第一回全体会議を開催、第二期目の習近平指導部(政治局員と7名の常務委員)が形式的に承認されます。

 習総書記はこれまでに周到に中央委員を選別し、また、7名の常務委員の内習近平主席、李国強首相を除く5名は退任が決定し、江沢民派は一掃されます。また、習総書記の名前を冠した政治思想を入れ込んだ党規約改正案を採択しました。その狙いはこれまでの集団指導体制から、習総書記・主席の個人指導体制の確率です。習総書記の長期政権実現と毛沢東主席に並ぶ絶対的ポジションの確立にあるとみられています。

 我が国の政治的状況は、今般の衆議院選挙では新党ブームは吹かず、第三次安倍内閣が誕生しました。それを歓迎するかのように16日間の日経平均の続進が続いています。引き続く北朝鮮情勢もあり、国民の信を得た形の与党は、国防予算増額、憲法改正論議を発案し国会での篤い論戦が予想されます。

 北朝鮮の若き指導者はこのところなりを潜めてはいますが、国連の制裁決議は徐々に効果が出てきます。エネルギー輸入を止められた我が国が第二次世界大戦に突入せざるを得なかったように、予測不能の対応をしてくる可能性は十分にあります。トランプ大統領の訪日も近く、北朝鮮包囲網が効果を出すか、、新たな引き金の口実を与えるかは誰も予測不可能です。

 冒頭に書いた、お隣の大国で習近平総書記の個人指導体制が確立されれば、北朝鮮情勢が何らかの事情で急転直下好転したとしても(予想しがたいですが・・・)、新たな独裁政権がお隣の国に誕生することはわが国や世界にとって大変な脅威です。民主主義の確立した、日本や米国では少なくとも選挙によって国民がNOという機会は十分保証されています。世界情勢の危険な綱渡りは残念ながら当面続きます。

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