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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

ゴールデンウイーク2日目 

2011年04月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
北軽井沢スウィートグラスのサイトには数え切れないテントの花が咲き、あまりにも違う光景に驚くばかりであるが、このテントの多くは、キャンプ場のレンタル品である事を知った。
返却されたテントをチェックして、たたみ直して次のレンタルに備えるという仕事も、私たちの任務の一つだと言うことが分かった。このキャンプ場を訪れるキャンパーには様々なタイプがあり面白い。自分たちで凝ったテントを所有し、バーベキュー道具も最新型を持ち込み楽しむ人もいるが、手ぶらで来て何もかもレンタルで間に合わせる人もいるらしい。
 
テントサイトではなく、コテージやキャビンを利用する人たちは、ほとんど何も持ってこない手ぶら組が多い。年齢は圧倒的に若者が多いが、中には孫を連れた年配の客も見かけられる。
もちろん一番の主役は子どもたちである。その笑顔や歓声に触れるとき、誰もが皆心穏やかになれる。そしてキャンプ場を訪れる人々は皆安らかな表情で笑顔が素晴らしい。
仕事に励みながらも和やかな気分に浸ることができる。この歳でこの経験は有難い。
 
昨日、橋の修理をしたが、今日の仕事始めにその残工事を済ませた。自然の森の中を流れる小川は上流から蛇行しながら流れているが、この橋は太い丸太4本がかけられ、厚さ3センチ巾12センチの板で4カ所留められている。その上に建設用の足場板が4枚載せてあるが、その一部が劣化して危険な状態になっていた。同じ材料で取り替えるのであれば簡単だったのだが、厚み3センチの足場板よりも1.5センチ厚い材料を使うので苦労した。私の部署の上司は、なぜか私がこのような仕事が簡単にできてしまうと思っているらしい。この場所は、あまり人が来ない場所で、遠くに子どもたちの歓声は聞こえるが、流れる水音と小鳥たちのさえずりが心地よい。
板を切ったり削ったり、ここに来てまだ数ヶ月という若いTさんに年を聞くと私の息子と同じ歳だった。何とか修理を完成させ、開通セレモニーをしなければと二人で笑っていると、数人の子どもたちがやってきた。橋を渡らなければここまでは来ても良いと言われたらしい。
橋の修理ができたので渡ってもいいと話すと、喜んで駆けていった。
 
私は思わず子どもたちの後を追ってみたが、5〜6メートル先に上流方向へと行く子どもたちとは別の道が向かいの森に向かっているのに気づき、その道を駆け上がってみた。
そこは広い牧場になっていて右手に浅間山をのぞみ、牧場の端に一本の桜の木がある見覚えのある場所だった。それは、いつかブログのコメントで教えてもらった一本桜のある場所だったので驚いた。
この場所から左の方向へ行くと同僚のSさん宅があり、彼の家からその桜がよく見えると話していた。「花がレベル7になったら教えます」と七分咲きをレベル7と言い換えたジョークで笑い飛ばすSさんは、われわれチームの班長さん。この桜の後方に浅間山がそびえ、絶景ポイントとなっているここにはカメラを携えた人が多く訪れる。本格的な絵の道具を持ち込み終日描いている人もいるというこの場所に偶然にも反対の方角から出会うこととなったが、この場所は、川を挟んでキャンプ場の隣の場所であったという奇遇に、嬉しさでいっぱいになった。
 
キャンプ銀座さながらの賑わいを横目に帰宅する足取りは軽く、口笛でも吹きたくなるのを押さえるのに苦労したが、頬は緩みっぱなしであった。
そして、いつの間にか今日で4月は終わった。
 

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