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四つ葉の小さな幸せ
池波正太郎「食卓の情景」の読書。丸子宿のとろろ汁編
2018年04月18日
テーマ:読書タイム
こんばんは四つ葉です。
今朝は雨が降っていましたが、午後から晴れてきました。
午前中は父の透析の日で、午後からは読書タイムにしました。
読んだ本は、池波正太郎の「食卓の情景」です。
代表本では、「錯乱」「鬼平犯科帳」「仕掛け人藤枝梅安」など時代劇シリーズがありますが、食と旅を中心にエッセイ集の本も何冊かありとても面白いです。江戸前の味を愛したり、その暮らしについて描かれています。
「食卓の情景」は、旅をしながらその地方のお店やそこの人々の情景が思い浮かびます。ここのお店行ってみたいなとか‥これ食べてみたいなと思わせる本です。特に‥私みたいな食いしん坊は 笑
昭和の食卓やありふれた食べ物が何故‥こんなに飾りのない文章で大変なご馳走にも思えてきます。
やはり、そこに関わる人々の情景が伝わるからだと感じた。
私の身近な所で、東海道・丸子宿のとろろ飯を食べた事が書かれていました。確かに丸子のとろろは美味しい。
作者は、東海道は随分歩いたが駿河の興津から由比にかけての情景を忘れたのであらためて見たい。そして、もう一度‥丸子のとろろを食べたいと古い料理屋待月楼を再度訪ねた。と書かれていた。
丸子の自然薯は、駿府静岡は「麦とろ」とは言わない。「とろろ汁」という。池波正太郎が訪ねた待月楼は、創業大正8年のお店で歴史あるお店です。
自然薯を使ってあたたかい味噌汁でのばしたのが丸子のとろろ汁ですが‥池波正太郎は、本では同席した友人が「こんな味噌臭えとろろ‥上野の麦とろの方がよっぽどましだ」と書かれていました。
私は、この味噌汁をのばしたとろろに慣れているが‥。普通は出汁が甘く味噌は使わないらしい。色々地方によって違う食べ方がある事を知りました。
池波正太郎の「食卓の情景」本の一部ですが‥私なりの感想です。
そして私は‥とろろ汁が食べたくなってしまった。笑
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NEKOさんへ
NEKOさんコメントありがとうございます。
やはり丁子屋のとろろご存知でしたか。
丁子屋はやはり美味しいですね。(o^^o)
藁葺き屋根の修復が完成したばかりです。
いつも他県からもかなり来ているので、土日の駐車場はいっぱいです。
ありがとうございます。
2018/04/19 18:15:10
喜美さんへ
喜美さんコメントありがとうございます。
本当に静岡県は広いので、熱海とか伊東も良い所ありますよね。
熱海は、今度私もゆっくり行きたいなと思っています。
丸子のとろろは、擦った自然薯にあたたかい味噌汁にのばしたものです。なんだか‥とろろ汁を頂きたくなりました。
ありがとうございました。
2018/04/19 16:05:02
丸子のトロロ
有名ですよね私も親と行きました
昔の事です東には行きやすく
西には行きにくいのかしら
熱海伊東は何回も行きましたけれど西は富士まででしょうか 余り行かないのですけれどトロロは良く覚えています
2018/04/19 14:05:27
moritoさんへ
moritoさんコメントありがとうございます。
moritoさんも池波正太郎氏について詳しいですね。
池波正太郎氏は、「蕎麦前なくして蕎麦屋なし」蕎麦屋酒を楽しむ為に様々な蕎麦屋に足を運んだそうです。
「男の作法」では、池波流蕎麦の食し方が載っています。
多くの文豪達から愛された山の上のホテル、池波氏の執筆に使用したライティングデスクが置いてあるそうです。
池波氏は、特にホテル内の天ぷらが好みだった様です。
私も鬼平より剣客商売の方が読みやすいし、江戸時代にタイムスリップした様な面白いと思いました。時代ものなら、剣客商売が私も一番好きです。
moritoさんのコメントで剣客商売をもう一度読んでみたくなりました。ありがとうございます。
2018/04/18 22:06:58
パトラッシュさんへ
パトラッシュさん素晴らしいコメントありがとうございます。
ここまで詳しくコメントを頂き嬉しいです。
私は、丸子宿と書きましたが‥パトラッシュさんが書いて頂いた鞠子宿が正しいです。地元の人は略して丸子と書いていますが‥東海道五拾三次の20番目の宿場で正式には鞠子宿です。
パトラッシュさんが書いてある様に、宇津ノ谷峠を越え、岡部宿に至る道は本当に狭く暗い山道になります。とても夕暮れからは一人歩きは出来ない、お化けでも出そうな‥確かにそんな道です。
そして、池波正太郎氏はとろろ汁のお店で「待月楼」と書いてありましたが‥私なら「丁子屋」だと思いましたが‥。パトラッシュさんは、丁子屋を書いてあり驚きました。藁葺き屋根の修復が最近完成しました。創業420年今の店主は14代目になります。
是非、丁子屋のとろろ汁食べてみてください。
パトラッシュさんの東海道宿場歩きは、スゴイですね。そして詳しいです。素敵なコメントありがとうございます。
感激です!
2018/04/18 21:23:52
みのりさんへ
みのりさんコメントありがとうございます。
鬼平犯科帳は、再放送か何かでやっているみたいですね。
池波正太郎の時代劇シリーズでは代表作ですね。
私はテレビでは見ないのですが‥本では読みました。
2018/04/18 20:41:33
蕎麦屋
粋な大人は蕎麦屋で呑む、と
池波 正太郎氏の流儀
執筆中の「山の上ホテル」から神田へ繰り出し楽しんだそうです。
僕も真似をして・もり蕎麦に冷酒をかけて食べてみてやみつきになりました。
因みに剣客商売がお気にいりです。
2018/04/18 20:09:05
懐かしい
由比から、薩埵峠を越え、興津に至る道は、東海道の中でも、
最も明るく、景観が優れています。
生シラスや、桜エビなど、駿河湾で獲れた、海産物にも恵まれ、池波先生に非ずとも、食通の涎を誘うところです。
鞠子宿から、宇津ノ谷峠を越え、岡部宿に至る道は、これはまた、
甚だしく陰鬱で、お化けでも、出そうな山道です。
鞠子宿の外れにある、丁字屋が、とろろ汁の老舗です。
駐車場には、車がいっぱいでした。
私は、その脇を通りながら、先を急いでいたせいもあり、
立ち寄りませんでした。
今にして、惜しまれます。
機会があれば(いや作ってでも)もう一度、訪れてみたいところです。
昼食は、結局、、宇津ノ谷峠の登り口に近い、ドライブインにて、とろろ蕎麦を食べました。
これはこれで、美味かったです。
2018/04/18 19:57:59