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旅情 

2018年09月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ァンの皆さん、おはようございます!

樹木希林さん死去のニュース。

彼女が出演した作品はたくさんありますが、
何故か”樹木希林”と聞いて、
直ぐに思い浮かべるのはテレビドラマの
『ムー一族』で郷ひろみさんと、デュエットで歌った
「お化けのロック」と「林檎殺人事件」。
樹木希林さんを偲んで合掌!

今日の映画紹介は、『旅情/Summertime』。
BSプレミアムで2018年9月17日(月)13:00〜放送。

水の都・ベネチアを舞台に、
ほろ苦い大人の恋を描いたメロドラマ。

キャッチコピーは
”白い恋、くちなしの花がベニスの想い出に濡れて
いま、よみがえる…”。

アメリカの地方都市で秘書をしていた38歳の
ジェーン(キャサリン・ヘプバーン)は、恋に臆病なため、
婚期を逸し未だ独身のキャリア・ウーマン。

失った時間を取り戻すため、海外旅行に。
ヨーロッパ各地を回って
憧れのイタリアの水の都ベネチアを訪れる。
 
しかし、たった一人で市内見物にでかけて、
最新の16mmカメラを回すジェーンだが、
周囲はカップルばかりで寂しさを募らせるだけだった。

寄って来るのは、浮浪児のマウロだけ。
そんな中、サン・マルコ広場のカフェで、
背中に視線を感じて振り向くとハンサムな中年男性が
自分を見つめているのに気づき、慌てて席を立ち去る。
 
翌日、通りすがりの骨董店のウインドウに
飾られた赤いゴブレットに惹かれて店に入ると、
そこには、昨日、
カフェで彼女を見つめていた男性がいるではないか、
彼はレナート(ロッサノ・ブラッツィ)と
名乗り、この骨董店の主人だった。

彼に恋心を抱いたジェーンは、
夜のカフェでレナートに肩を寄せ合う。

彼はジェーンにくちなしの花を贈り、
”願いはいつか、かなう”
”それが本当なら、待つことも意味があるのね”と
楽し気にデートを楽しむ二人。

”どんなことも決して忘れないわ、一生の思い出…”と、
ラストシーンが印象に残る映画。

二人の大人の恋の物語。
38歳の主人公を演じたキャサリンはこの時48歳。

”俳優であることは屈辱的な経験よ。
 自分自身を大衆に売るのだから…”と
語っているが、中年女性が、突然、恋に落ちた
少女のように戸惑う女性を見事に演じています。
さすが、アカデミー主演女優賞を得た大女優ですね。

私のお気に入りのシーンは、
骨董店を撮影しょうとして、運河に落ちる場面です?
彼女はこれで、結膜炎になったとか。

もう一つの見所は、ロッサノ・ブラッツィが歌う主題歌の
♪♪Summertime In Venice♪♪。
https://youtu.be/K2kaIVXzI5s
 
「Summertime In Venice」
♪I dream of the summertime,
Of Venice and the summertime.
I see the cafes, the sunlit days with you, my love

The antique shop where we'd stop for a souvenir
The bridge, the boats below, the blue above.

I dream all the winter long
Of mandolins that played our song.
The dream is so real I almost feel your lips on mine.
And though I know we have to be an ocean apart,
There's Venice and you, and summertime,
deep in my heart.♪

ついでに、♪♪旅情のボレロ♪♪の題名で
SP盤電蓄での江利チエミの歌をどうぞ。
https://youtu.be/3oy9eKWMjuc

♪ 〜 私はあの夏の日の夢を見る。ベニスの夏の日だ。
カフェが見える。愛に満ちていた君との幸せな日々。
 
アンティック・ショップに立ち寄って土産を買った。
橋に立ってボートを見下ろし青空を見上げた。
 
しかし、私は別れが来ることを知っていた。
私の心の奥底に残されたもの、
それはべニスと君と、そしてあの夏の日だ 〜 ♪


ロマンティックですね。

「アラビアのロレンス」、「ドクトル・ジバゴ」、
「戦場にかける橋」など男っぽい映画が得意な
デビッド・リーン監督。と、思っていたら本作のように、
美しい風景の中で恋愛について、
微妙に揺れ動く女性の心理を
繊細に描くラブロマンスを作り上げるとは、
才能がある人はたくさん引き出しがあるようです。

彼にとって、初の海外ロケで初のカラー作品。
1955年(昭和30年)製作。



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樹木希林

yinanさん

月あかりさん、今晩は〜!

樹木希林の映画で私の一番のお気に入りは
「あん」です。
この時の感想文から、抜粋すると、

「樹木希林は若い時からTVドラマ
『寺内貫太郎一家』以来、老け役専門でしたが、
最近は地のままで八面六臂の大活躍。

先日紹介した「駆込み女と駆出し男」では
三代目柏屋源兵衛 の役で、
又、6月13日公開の「海街diary」では 菊池史代の役と
網膜剥離とか乳がんとか満身創痍の身体なのに
これだけ出演しているのは驚きです。

週刊誌のインタビューでも言ったいましたが
”周りはこれが私の「遺作」と騒いでいるみたいだけど、
そんなことを望まれても困っちゃうわ(笑)”と
老いてますます盛んで、役者として頑張って欲しいです。

2018/09/18 20:57:33

樹木希林さん

月あかりさん

私は希林さんの演技が好きでした。
華やかさとは真逆の部分で、名優だと思っています。
一部しか知りませんが、その人生も興味深いもの
でした。喪失感が胸に広がります。

旅情の紹介でしたのに、違う話題になって
しまいましたm(__)m

2018/09/18 11:46:04

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