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ロング・グッドバイ 

2018年12月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:探偵映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

朝起きたら辺り一面、「雪景色」と言いたいところですが、
薄っすらと雪化粧。名古屋で初雪でした。

まだ、降っていますが、太陽が雲の間から
顔を出して来たからもう、溶けるでしょう。

今日の映画紹介は明日、放送の
『ロング・グッドバイ/The Long Goodbye』。
BS12で2018年12月30日(日)14:00〜放送。

”To say goodbye is to die a little/
さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ”の、
決めぜりふも有名な、
レイモンド・チャンドラーの長編小説が原作。

キャッチフレーズは
”友情と愛を信じた、甘いブルースの口笛。
怪事件を追うマーローの影が
気だるい陽光にゆらめく…”。

それは何か悪いことが起きる前触れだったのか。
私立探偵マーロー (エリオット・グールド)は
真夜中におなかがすいた愛猫に起こされ、
キャットフードを買いにいく羽目になってしまった。

そこに、友人・テリー(ジム・バウトン)がやって来る。
テリーは夫婦喧嘩をして家を飛び出してきたと告げ、
頭を冷やすためにメキシコまで行きたいと告げる。
マーロウはテリーをメキシコ国境まで車で送る。

彼が刑事に任意同行されたのはその翌朝のことだった。
容疑はテリーが妻を殺し、逃亡の手助けをしたというのだ。

のらりくらりと尋問をかわしていたマーローだったが、
突然、釈放。今度は、なんとテリーが自殺したという!

釈然としないマーローだったが、翌日、有名な作家の
夫・ロジャー(スターリング・ヘイドン)が
行方不明になったので探して欲しいと、妻の
アイリーン(ニーナ・ヴァン・パラント)から依頼を受ける。

アイリーンはテリーと同じ高級住宅街に住んでいるらしい。
ロジャーの家を訪問したマーローは
「助けてくれ。ドクターV」のメモを見つけて、
神経科医・ヴェリンジャー博士(ヘンリー・ギブソン)の
存在を突き止める。

ヴェリンジャー宅でロジャーを見つけ、連れ戻す。
アパートに帰宅したマーローは、
テリーが持ち逃げした金を返せと、マフィアに取り囲まれる。

彼はどうも、事件の裏に隠された複雑な人間関係に
巻き込まれたようだ…。

先月(11月)に、村上春樹訳の「ロング・グッドバイ」を
読んだばかりで、ストーリーは完全に判っているので、
本作を又、観るのが楽しみです。

フィリップ・マーローを演じるのは、エリオット・グールド。
長身でいつもタバコをくわえて、ぼそぼそとしゃべる姿は、
どこか、コロンボを思い出させます。
『探偵物語』の松田優作が真似?をしたと言うのも納得?

チャンドラーのハードボイルド小説は、
マーローの一人称による語りで展開していきます。
感傷的でクールで、独特の文体、台詞はいいですね。

心に残るセリフには、
「タフじゃなくては生きていけない。
やさしくなくては、生きている資格がない。/
If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive.
If I couldn’t ever be gentle,
I wouldn’t deserve to be alive」。

「最初のキスには魔力がある。二度目はずっとしたくなる。
三度目はもう感激がない。
それからは女の服を脱がせるだけだ。/
The first kiss is magic, the second is intimate,
the third is routine.
After that you take the girl’s clothes off」などなど、

何処かで、さり気なく使ってみたいですね。

1974年(昭和49年)公開。
監督はロバート・アルトマン



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