メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

尺八と横笛吹きの独り言

「喜代節」・・・・・秋田県 

2019年01月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

民謡に入門したてのH7に(24年も前に)師匠から習った「喜代節」だ。
「喜代節」は正月にふさわしくおめでたい曲です。
●喜代節(きよぶし)・・・・・都山譜

 

●YouTube喜代節

https://youtu.be/C_wkm6zngEg
●歌詞

〽 
床に掛け物 七福神 庭に松竹 鶴と亀

これの座敷に 舞い遊ぶ

 祝いましたや 鶴の声



〽
 謡(うた)いぞめには 浦島太郎 銀の盃 (さかづき)とり出し

 黄金(こがね)銚子で いづみ酒

 命永(いのちなが)らえと 飲ませたし


●「喜代節」踊り




写真転載

2017.6.24 鶴屋ホール 第45回全日本きもの着付選手権熊本大会
 はつ喜月若・はつ喜月桃


●「喜代節」譜面
24年も前(H7)に民謡の師匠からいただいた「喜代節」の譜面だ。H26年82歳で亡くなられた師匠は尺八譜面を書くことなどはほとんどなく、私には口伝(くでん)で「聞いたものを吹く」教えだけのものでした。
小節に譜面を割り振っただけのもので、恐らく譜は書けなかったものと思われます。
私も、同じようなものでして、譜が書けるようになったのは都山譜を学んでからだ。


●「喜代節」について
 〽

    《床に掛け物 七福神 庭に松竹 鶴と亀

      これの座敷に舞い遊ぶ 祝いましたや 鶴の声》

  
 仙北郡の祝い唄。一同、威儀を正し、手拍子を打って斉唱した。元唄は「ざっくら節」と呼ばれた唄で、既に応永年間(1394-1428)に唄われていた。佐藤松子は、お座敷唄を唄わせるとうまく、しっとりとした情緒がよい。川崎千恵子は民謡調で格調高く唄う。早坂はオーケストラ伴奏で元気よく唄い、桜田誠一(1935-)の編曲が成功しているものの、声に濁りがあり、高音が抜けない。オーケストラ伴奏で唄う民謡は、音域が広くて、声の澄んだ歌手による

ものがよい。

http://www.1134.com/min-you/02/k0502.shtml

 
●喜代節

この唄が「喜代節」として世に出たのは昭和40年代のことで、元唄は「さくら節」といって県南角館地方で唄われたという。
 人によっては「ざっくら節」とも言ったというが、非常に素朴な唄だったらしい。詳しくは知られていないが、今の唄は放送のために正月用のお祝い唄として変曲されたもので、一般にいう民謡よりか、お座敷のご祝儀唄といった感じだ。
 歌詞も元唄が単なる酒盛り唄えなかっただけに整っており、改まった席で歌うにふさわしい風格を保っていると言えよう。(佐々木由治郎)

日本民謡おさらい教本(フジオロクボン編)転載

 

●仙北郡角館地方に伝わる「ざっくら節」が元唄である。
 非常に素朴な唄でこの地区では素唄で唄われていた。
昭和41年NHK放送局が企画した「東北六県七草リレー放送」と題した放送番組用に依頼を受けた佐々木實が「松づくし」の曲調を元に作編曲した唄である。
 当時は都会で非常に人気が高く、秋田民謡として定着したのはその後のことで、お正月やお祝い事には欠かせない格調のあるお座敷唄の一つである。 
日本の民謡(秋田・民謡企画出版)より転載

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ