メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

マイ・サンシャイン 

2019年01月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

またまた、厚労省の不祥事。
「毎月勤労統計調査」の不正が暴露され、
雇用保険の失業給付や労災保険の給付などが
本来より少なく支給され、
推計でその数は延べ約2000万人、
総額は530億円に上るとされるとの報道。

過去にも、働き方改革関連法案や、
裁量労働制を巡る労働時間調査や
失踪外国人技能実習生調査でも改ざんやねつ造。

日本の製造業でもデーターの偽造が問題となったが、
官民共、嘘で誤魔化そうとする日本人。

昔、日本人は正直だった。
どこで、道を間違えた知らないが、
今でも、貧しい庶民は一生懸命、
生きるの為に働いているのだから、高給取りの皆さん、
嘘をつかずに、真面目に働いて下さいお願いします。

今日の映画紹介は上映中の
『マイ・サンシャイン/Kings』。
「ハル・ベリーとダニエル・クレイグの奇跡の競演」の
宣伝文句につられて観てきましたが、
なかなかどうしてシリアスな内容の映画でした。

キャッチフレーズは
”実在の事件をもとに描かれる、
胸を揺さぶる感動作”。

1992年(平成4年)、ロサンゼルス・サウスセントラルで、
ミリー(ハル・ベリー)は家族と
暮らせない子どもたちを育てていた。

貧しいながらも、ミリーの愛情により誰もが
居場所を見つけていた。
隣人のオビー(ダニエル・クレイグ)は
騒々しいミリーたち家族に文句をつけながらも、
陰ながら彼女たちを見守っている。

ある日、ミリーは母親が逮捕され、帰る家を失った
少年ウィリアムを保護し、一緒に暮らすようになる。

さらに、兄弟の面倒を見ている真面目な長男
ジェシーの学校の同級生でジェシーがほのかに恋心を
抱いているニコールも家を失い、さまよっていた。

黒人ばかりが暮らすこのサウスセントラルで、
どの家も生活は苦しく、子供を顧みる余裕はない。

しかし、黒人が犠牲になった事件に対し不当な判決が
出たことから暴動が始まり、
彼らの生活にも影響を及ぼし始める……。

普通の庶民がある事件をきっかけに暴動に巻き込まれていく。

その事件とは、
「ラターシャ・ハーリンズ射殺事件」。
15歳のアフリカ系アメリカ人の少女
ラターシャ・ハーリンズが、
サウスセントラルの食料品店の
韓国系女店主トゥ・スンジャによって殺害される。

事件から8か月後、陪審員の意見を無視して
トゥ・スンジャには執行猶予付き5年の懲役、
400時間の社会奉仕、500ドルの罰金という非常に
軽い刑が言い渡される。

「ロドニー・キング事件」。
26歳のアフリカ系アメリカ人ロドニー・キングが、
スピード違反でLA市警から追跡された末、
警官数人に殴打される。
1年後に行われた裁判の陪審員は黒人はひとりも入らず、
進められた。審議の結果、4人の警官は無罪釈放となる。

「LA暴動」。
ロドニー・キング事件の評決結果の報道から2時間後、
サウスセントラルで最初の暴動が発生。
暴徒と化した市民が韓国系店を中心に商店を襲い、
放火や略奪を行い、
全米各地で小規模な暴動や抗議を生んだ。

司法省が、ロドニー・キング事件について、
公民権法違反容疑でのFBIによる再捜査を
アナウンスするなどによって、
6日間続いた暴動は収束に向かう。
50名を超える死者、4,000人の逮捕者、
3,600件の火災が発生、1,100の建物が破壊された。

デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督は
人種差別問題を念頭に、三つの事件にミリー一家を
絡ませてストーリーを展開させていくのだが、
チョット強引過ぎて、事件の予備知識がないと、
展開が解らないところもありました。

ダニエル・クレイグは「007」のイメージが
強いので、真面目な?市井の住民を演じる彼を見ると
若干の違和感は有りました。

と、監督も思ったのか、アクションらしきシーンも
挿入されていました。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ