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日本国憲法の改定論議が激しい中、昭和20年代文部省発行副読本「新しい憲法の話」。若い人たちの幸福と安寧に関わります。 

2019年05月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日は、憲法記念日、
明日は、子どもの日です。

今、日本国憲法改定の論議が
      すごくされています。

元号が、令和に成りましたが、
憲法のありようは、
若い人たちや
子どもたちの幸福・安寧にすごく関わる事です、

     昭和20年代、私は小学校で、
文部省が発行した副読本
「新しい憲法の話」を読んで
授業で学んで、凄く、感動し、
    今も私の考えに、しっかりと、根を降ろしています。


「新しい憲法の話」 のアドレス です。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001128/files/43037_15804.html

〜〜〜〜〜〜
特に、戦争の放棄を、抜き書きしますと・・・


六 戰爭の放棄

 みなさんの中には、こんどの戰爭に、おとうさんやにいさんを送りだされた人も多いでしょう。ごぶじにおかえりになったでしょうか。それともとう/\おかえりにならなかったでしょうか。また、くうしゅうで、家やうちの人を、なくされた人も多いでしょう。いまやっと戰爭はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。こんな戰爭をして、日本の國はどんな利益があったでしょうか。何もありません。たゞ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。戰爭は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです。だから、こんどの戰爭をしかけた國には、大きな責任があるといわなければなりません。このまえの世界戰爭のあとでも、もう戰爭は二度とやるまいと、多くの國々ではいろ/\考えましたが、またこんな大戰爭をおこしてしまったのは、まことに残念なことではありませんか。
挿絵6
 そこでこんどの憲法では、日本の國が、けっして二度と戰爭をしないように、二つのことをきめました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戰爭をするためのものは、いっさいもたないということです。これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戰力の放棄といいます。「放棄」とは「すててしまう」ということです。しかしみなさんは、けっして心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの國よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません。
 もう一つは、よその國と爭いごとがおこったとき、けっして戰爭によって、相手をまかして、じぶんのいいぶんをとおそうとしないということをきめたのです。おだやかにそうだんをして、きまりをつけようというのです。なぜならば、いくさをしかけることは、けっきょく、じぶんの國をほろぼすようなはめになるからです。また、戰爭とまでゆかずとも、國の力で、相手をおどすようなことは、いっさいしないことにきめたのです。これを戰爭の放棄というのです。そうしてよその國となかよくして、世界中の國が、よい友だちになってくれるようにすれば、日本の國は、さかえてゆけるのです。
 みなさん、あのおそろしい戰爭が、二度とおこらないように、また戰爭を二度とおこさないようにいたしましょう。
〜〜〜〜〜〜〜〜
    小学生の私は、凄く、感動しました。

     そして、
日本国憲法の前文にも感動しました。

       主権者の国民が知らないままに、
        憲法論議が、先走りしないよう。
        特に、若い世代の人にも知って頂きたく
          upする次第です。
        じっくりと、お読みください。m(__)m

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