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3周年記念旅行記−6 

2011年06月25日 外部ブログ記事
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馬籠宿、妻籠宿、奈良井宿と2日間にわたり古き良き町並みを散策し、ゆったりとした時を過ごした旅も終盤となり、あとは帰路のドライブを楽しむだけである。どういう場所であれ初めての道は楽しいものである。中山道・木曽路と呼ばれる国道19号と別れを告げ塩尻ICで高速道に乗り、往路でランチタイムをとった諏訪サービスエリアで休憩して諏訪ICで高速道を降りた。
 
私の愛車ニュービートルにはカーナビゲーションがないので、いつも地図を頼りに時折車を止めて確認するという、いたって原始的なドライブを楽しんでいるが、これはこれで楽しいものである。しかし、電子的に自動車の走行時に現在位置や目的地への経路案内をしてくれるカーナビゲーションシステムと呼ばれる電子機器は、方向音痴と言われる人々の救済には大いに役立っているに違いない。実は内心正直なところカーナビがほしいと思っているのだが、地図の読めない人からその許可がもらえないという事情があるだけなのだ。3〜4年に一度、携帯電話の機種変更をするときでさえ大問題となる我が家では、電子機器の購入はとても困難なことなのである。
 
さて、諏訪から往路で通った国道152号に別れを告げ国道299号で佐久へ出てみることにした。地図という紙面で見るとその高低差は分からないが、この299号はくねくねと蛇行している場所が多いので、かなりの山道であることは想像できた。そして実際に走ってみると当たり前であるがまったく地図の示すとおりハンドル操作にくたびれてしまうほどのカーブの連続であった。こういう道路にはなぜか親切にもカーブに番号がありその案内看板が出ている。蛇行した道を上りながら、かなりの高さを登っているという気がしていたが「メルヘン街道・標高2100m」の標識には驚いた。そしてその標識を見てしばらく進むと「メルヘン街道最高地点・麦草峠・標高2127m」の標識が見えた。随分と高いところまで来たものだと驚いてしまった。
 
このあたりの道路沿いにはダケカンバが群生しているが、若葉が芽吹いたばかりの状態であった。標高が高く春の芽吹きが遅いことを伺わせている。ダケカンバは白樺とよく似ているが、白樺よりもさらに高い高度に分布する。樹皮が白樺よりもかなり赤茶色がかっているのですぐに見分けられる。万座温泉に行く途中、標高が高くなっている地点にかなり成長したダケカンバ林を見ることが出来るが、それと比較するとここのダケカンバは幹が細く背が低いように思えた。
車と出会うこともなくゆっくり進むと道路脇に水芭蕉の群生を見つけ思わず車を降りてみた。妻は水芭蕉だというが、咲いている姿を見ないと私には理解できなかった。
 
最高地点を通過したのだから今度は下りになるが、またカーブの連続で、森林の中を進む美しい風景に感嘆の声をあげる妻は、「見て見て」と叫ぶがこちらはそれどころではない。
しばらく進むと「日本一・白樺群生地・国道141号近道」の看板を発見した。写真で分かるようにまったく物凄い数の白樺が群生している。思わず見とれてしまうほどの見事な景色であった。
 
その後、国道141号へ出て佐久に入り見慣れた景色に安堵したが、時間は午後4時で、意外に時間がかかっていないことに気がついた。このたびのドライブ旅行の走行キロは、往路が263km、復路239kmであった。往路で約20kmのロスがあったので、違う順路で帰宅したがほぼ同じ距離だった。以前は400〜500kmは、別に何とも思わなかったが、最近はあまり長距離を運転しないので、300km以上になると一泊したくなるのはやはり歳のせいだろう。
 
かくして、移住生活3周年記念旅行は無事終わり、一区切りの記念行事は思いでの深いものとなり、次へのステップのとてもよい休暇となった。
 
 

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