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純緑の森 

2019年06月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



6月3日の朝、窓を開けると純緑といえる森が目の中に飛び込んでくる。
ここへ来たとき、管理事務所の勧めで家の周りにあるカラマツを5〜6本伐採したことがある。私はその1本の長さをスケールで測った記憶があり、確か23メートルだったと思うが、現在目の前にある木はそれをはるかに超えていることだろう。
日が差してエゾハルゼミが鳴き始めた。それはやがて合唱となって森中に鳴り響く。
昔、広島にいる頃、美しい声で鳴くスズムシを虫かごに入れて送る、というビジネスがあった。私は東京に住む幼い孫娘に、さぞ喜ぶだろうと思って送ったが、その反応は「ママ、これ何?うるさいから捨てちゃいなさいよ」であった。
外国人はセミの声や虫の声、カエルの鳴き声などを「うるさい」と感じるという話を聞いたことがある。人間は人種にかかわらず、ものの見方が違い、鳴き声などに対する感じ方も一人一人違うことだろう。
セミの合唱に交じってカッコーの鳴き声が聞こえてきた。今年はまだ聞いていないけどやがてホトトギスの少し太めの声が聞こえてくるはずだ。
約10年前炎天下の畑でトウモロコシの苗を植えているとき、聞こえてきたカッコーとホトトギスを思い出す。折れそうになっていた気持ちを奮い立たせてくれたその鳴き声は、今でも鮮明に心に残っている。その時、腰をあげて見た浅間山からは白い噴煙がほのかに上がっていて勇気づけられたものだ。自然は素晴らしい。
住む環境によって人は変わっていくという経験を、今現在しっかりと味わっている自分がいる。自然はまさに人を変えていく力があるのだ。この緑や空気は人間の身体を健康にし、考え方も変えていく。春夏秋冬一年中違う姿を見せる自然は、その気温はもちろん音や匂いさえも変化して人間の気分を和らげてくれる。
標高1100mを超える厳寒の地だけれど、この大自然の中で暮らす幸せは何物にも代えがたく、この地はまさに「人生の楽園」に違いない。
 
 
 

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