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たかが一人、されど一人
急がば回れ
2011年06月30日
テーマ:テーマ無し
俚諺に言う「急がば回れ」は、「目的に向かって一直線に進むのではなく、道筋をよく見極め一歩一歩確実に歩める道を見つけなさい。」の意味だろう。当然ながら、何事も着手前に考えなくてはならない事は多い筈で、そこでの慎重さを警告しているに違いない。もうこの歳になると急ぎの用事は殆ど無くなる。何をするにも動作は緩慢になるが、おっちょこちょいである事は無関係で、生来の悪い癖はなかなか抜けてくれない。たまたま昨日今日と毎日新聞社主催の囲碁本因坊戦が行われている。闘いは二日に亘るので、現時点で勝敗は決していない。囲碁が好きなので、ネットで時々進捗を覗くのだが、囲碁と言うゲームは小生のようにおっちょこちょいには真に不向きなゲームだとつくづく思う。戦っている棋士二人もそうだが、囲碁界で活躍するトップ棋士の殆どは20歳30歳代の若者だ。皆可愛い顔をしているのだが、一手毎にまるで高齢の坊さんか哲学者のように、長い時間黙り込んでじっと盤面をにらんでいる。おっちょこちょいから見ると何を考えているのだろうと思うし、自分が少し考えてみても、ものの5,6分よくても10分も考えれば先を読めたと思ってしまうのが常。ところがプロの棋士が考える事は、皆殆ど同じらしいが全く次元を異にするらしい。後からプロ棋士の解説を聞くと「なる程」と思い当たる事ばかりだが、目前の危機と次の着手によってもたらされるであろう相手の着手を想像し、且つそれがじぶんを少し有利に導くのか少し不利に導くかを考えるらしい。それを先の先まで頭の中に碁盤を置いて考えるようだ。言えば簡単なようだが、互いに3手ずつ先を読むだけでもその変化は膨大になり、普通の小父さんではとても真似できない。結果的に着手を見て「な〜んだ、俺が考えた手と同じではないか」と言う事もないではない。しかしそれは大違いである事が段々分かってきた。プロはアマと異なり、実際にはずっと先まで読むので、彼らの頭の中でその変化図(盤面全体らしい)が、時の依っては幾千通り(もっとかもしれない)もコンピュータのように処理されているとされている。同じ人間だから彼等のように考えてみたいのだが、凡人にはとても無理なようである。後に解説に依ったり、或いは自分で考えても、1局片方だけで言えば、約百手前後の手数の中でプロと言えどそんなに奇抜な手は殆ど無い。只選択肢が多い場面で、プロは決して焦らず、「急がば回れ」と慎重に打つ場合が多いように思う。この辺がアマと大きな違いで、少し遅れそうに思っても安全な道を選んでいる。まして先がどうなるか分からないが、相手も分からないだろうから打ってみるなんて事は、絶対と言っていいくらい無いに違いない。我々だと、序盤中盤の選択肢の多い場面で、先ず少しでも利得の多い道を選んでしまう。結果的にはこれが自らの敗因を作る事になるのだが、数十手先で気が付いた時は大体万事休すとなっている。山登りなんかもそうだろう、焦って先を急ぐとろくな目にあわない。遊びにしても仕事にしても少し落ち着いて物事を考えるようにしなければいけない。今更性格は変えられないかもしれないが、子や孫までやや同様の傾向がありはしないかと心配である。何れにせよ現在二日目の4時少し前、本因坊戦第5局の中盤の山場に差し掛かっている、これから約3時間ほどだろう。どちらに肩入れする訳ではないが、面白くて目が離せない。
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