メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

梨野礫・エッセイ集

私の戦後70年・異国の丘 

2019年06月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 真夏のある日、床の間のある八畳間で、祖母はラジオのスイッチを入れた。雑音に混じって途切れ途切れに聞こえてきたのは、「異国の丘」のメロディーだった。「今日も暮れゆく異国の丘に 友よ辛かろ切なかろ 我慢だ待ってろ 嵐が過ぎりゃ 帰る日も来る 春が来る」まだ五歳だった私に、歌詞の意味など解らない。ただ、愁いを帯び、どこか悔恨の気持ちを秘めた男たちの歌声だけが、私の胸裏に刻印されたことは確かだった。「イ

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ