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2019年07月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

イランの賭け

 写真は最近訪ねた志度駅近くの志度寺。今日は川崎能楽堂で志度寺にまつわる「海士」の素謡(シテ)を演じることになっています。

 先日のイラン革命防衛隊による英国船舶の拿捕(イランは先に英国によりジブラルタル沖で捕獲されたイランのタンカーへの報復としている)はイランの立場を難しくするかもしれない。トランプ大統領はペルシャ湾やホルムス海峡での海上の自由な航行を確保する目的で「有志連合」を提案し、米軍は同海域での高度な情報提供を主任務とし、各国は自国の船舶は自国で守ることを提案、19日国務省に90ケ国以上を招待し非公開会合を持った。フランスはこの有志連合には参加しないもののインドの船舶等の護衛活動を行うとしている。

 先般トランプ大統領からの依頼で米・イラン関係仲裁の目的で安倍首相がイランを往訪中に日本の船舶に攻撃が加えられたこともあり、また中東原油への依存度の高い日本としてはシーレーン確保は死活問題でもあり立場は微妙なものがある。自衛隊の派遣についても本件のための特別措置法を通すことには時間的な問題もあり、簡単ではない。必ずしも一枚岩ではない有志連合の動きを見ながらの最終判断となろう。

 イランは宗教国家であり、ロウハニ大統領も背後にいる宗教指導者には逆らうことが出来ない。欧米諸国の支援を得ながら、米国の経済制裁を何とか緩和したいとの思いがある。一方中国やロシアの動きは明かではないが、微妙に影響力を発揮するかもしれない。いずれにしても誰も戦争を求めてはいないが、危険なかけ引きが思わぬ火種にならないように望みたい。

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