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梨野礫・エッセイ集

「高群逸枝全集 第一巻 母系制の研究」(理論社・1966年)通読・10  

2019年10月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

第三節 大化改新後の家族制 【要点】 《家族制度の語義》  本書に家族制度というのは、正確には、父系的家族制度の意である。(略)  モルガンの古代社会によれば、?血縁家族、?プナルア家族、?偶婚時代、?一夫一婦家族というように、人類が経てきた幾つかの集団形態があり、この中、偶婚時代まではだいたい母系であって、一夫一婦家族から父系家族が始まるとされているようである。  他面より観察すれば、次のような

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