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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

ロクさんの襲来 

2011年07月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 
私はアルバイトの出勤日で留守をしていたが、帰宅すると妻の話が宇宙を遊泳し始める。こんなときは、楽しいことがあった証拠なのである。襲来とは、不意に攻めよせて来ることを意味するのであるが、いつも予期せぬときに突然現れるロクさんの訪問にピッタリの言葉である。
 
昨年の11月13日に開催された「ロクさんと共にいのち輝く仲間の集い」に参加したときのことを思い出す。6時という時間に生まれたので六次と名付けられたというロクさん。66歳で迎えた記念すべきこの会は、午後6時に終了するという。いかにもロクさんらしい演出であったが、そのロクさんとの出会いは3年前に溯る。このブログを書き始めて12番目の記事を紹介しよう。
 
08年8月2日
さわやかオーナーズコンサート
 
第5回目となる「さわやかオーナズコンサート」が開催されました。
この別荘地を管理する会社が5年前から開催しているこのコンサートに
初めて参加してみました。
内田ろくぢトリオの出演で、演奏と歌を聞きましたが、
歌声喫茶のような形で参加者全員が歌う楽しい会でした。
曲目も神田川、恋の街サッポロ、北の旅人、山のけむり、白いギター、昴、
霧の摩周湖など古い歌がほとんどで、ちゃんと参加者の年齢を考えた曲目でした。
妻にお尻を押され、ちゃっかり前に出て歌ったり、よい思い出が出来ました。
北軽井沢にまた今日も爽やかな風が吹いていきました。
 
たどたどしい文章でちょっと恥ずかしいが、懐かしい記事だ。この時私たちはこちらに来たばかりでほとんど誰も知らないという時期だったが、その翌年の記事は文章も長く、以前よりは文章らしくなっている。
 
09年7月25日
さわやか オーナーズ・コンサート
 
毎日のように悪天候が続いている。山口・広島で大雨による犠牲者が出たという不幸な情報もある。今朝も相変わらず雨が降っていたがほどなく止み、曇空のまま推移していた。
 
今日の午後は別荘地を管理するプリンスランド興産主催のさわやかオーナーズコンサートが開催される。会場はプリンスランド浅間湯本センターハウスの1階ラウンジ。空模様を眺めながら、歩いて5〜6分の所だが車にしようかと話していたところ、家の前にHさんの車が止まった。横浜からこのコンサートに合わせて来荘され、お誘いのお迎えだった。
 
こんな事もあるのかと驚いたのは、会場に到着すると天気は一気に回復し、日差しがさしてきたのだ。第6回を迎えるこの催しは、ろくさんの愛称でおなじみの内田ろくぢトリオの演奏が中心の和気あいあいとした楽しい会で、今年は
クリスタル富沢のマジックショーもあるという。
 
昨年初めて参加したこのコンサートは、初参加なのに妻にお尻を押されて前へ出て唄ってしまった事を思い出すが、その時ろくさんと同じ歳だと分かり、とても親近感を持っていた。彼は癌を患い手術して今年で10年という。年齢を感じさせないマスクとほのかな哀愁の漂う歌声は素晴らしく、いつも観客を魅了している。
また彼はNHKウクレレ教室の先生ということで、今日はその生徒さんたち、美男美女?の出演もあった。
 
内田ろくぢトリオの演奏は、神田川、今は幸せかい、100万本のバラ、黄昏のビギン、ベッドでタバコを吸わないで、昴。どれもみな懐かしい歌で、心ゆったりと聞き惚れてしまった。
 
夫婦で競演の「クリスタル富沢」マジックショーも多才な芸で楽しませてくれ、とくにマジックではおなじみの鳩が出てきたりいなくなったり、いったいどうなっているのか分からない。これが分からないところがマジックなのに、ほとんどの人がムキになって仕掛けを見破ろうと目をこらしているところがまた楽しい。
 
ウクレレ教室の美男美女?の演奏がまた和やかでこんなに楽しく時を過ごせる人達は幸せに違いないと感じた。それに80歳を過ぎた女性がとても楽しそうにウクレレを演奏しながら唄っていたのがとても印象的だった。
 
最後の歌声集会は、配られていた「みんなで歌おう」にプリントされている歌を次々と全員で歌うのだが、僕も何度か前に出てマイクの前に立った。
こういう場所では、得てしてはにかむ人が多く前へ出る人が少ないが、こういう生のバンド演奏で歌うことはめったにないのだから、楽しんだ方がいいに決まっている。ろくさんの指示もあり、マイクの前で歌い思いっきり楽しい一時を過ごしたのだった。
 
最後の抽選会でろくさん作の竹で出来た花瓶などが配られた。Hさんは、じゃんけんに勝ち大きな製品を獲得し大喜び、コーラスをしているH夫人も前で歌い楽しかったと喜んでいた。
 
ろくさんと握手を交わし、来月14日のオーナーズ会での再開を約し外へ出ると、ポツポツと雨が降り始めた。コンサートの間中雨は降らずに待ってくれていたとしか思えないようなタイミングだった。
楽しかったというHさん、今度はいっぱいやりましょうと言った笑顔がこの上もなく幸せそうに見え、それは間違いなく僕たちにも伝染していった。
 
悪天候の続く今日この頃だが、さわやかコンサートがもたらした効用は大きく、ひとときの好天気の中で、文字通り爽やかな風は参加した人々の心を和ませ、優しく頬をかすめていったに違いない。
 
 
今日はいつものようにどっさりとお土産をいただいたが、ロクさんお手製の竹の一輪挿しに妻は、さっそく花を生けて壁に掛けた。自宅でとれたというブラックベリーは、大きな粒で自然豊かな味が口の中に広がり、めったに味わえない珍しさに喜びもひとしおであった。
今年の「さわやかコンサート」は8月6日(土)午後1時30分より開催される。昨年は「野菜のオジサン」の役割があり参加できなかったが、今年は開催日の情報を早く掴んでいたので休日がとれた。本日会えなかった内田六次夫人に会えるのも楽しみである。
参加費1000円でたっぷりと楽しめる「さわやかコンサート」は、今年もまた多くの人々に感動を与え、よき想い出を残してくれるに違いない。
 
 
 

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