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夕陽の挽歌 

2020年06月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:西部劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『夕陽の挽歌/WILD ROVERS』。
BSプレミアムで2020年6月12日(金)13:00〜放送。
年の離れたカウボーイの友情と絆、夢と挫折を、
情感をこめて描く西部劇。

キャッチフレーズは、
”沈み逝く夕陽に…、暮れなずむ荒野に、友よ聞け!
 壮烈に轟きわたる、青春の叫びを…”。

モンタナの大牧場のカウボーイで初老の
ロス・ボーディーン(ウィリアム・ホールデン)と
フランク・ポスト(ライアン・オニール)は、
年こそ大きな開きがあるが、大の仲良しだった。

ある日、仲間の1人が暴れ馬に蹴殺され、
多感なポストは牧童生活の空しさを感じ、
一方、ロスは、メキシコで農場を営む夢を持っていた。

1つの結論にたどりついた2人は、町へ向かう。

牧場主のバックマン(カール・マルデン)の
次男は(トム・スケリット)は不審に思い、乗り気でない兄の
ポール(ジョー・ドン・ベイカー)を誘って後を追った。

ロスたちの行く先はなんと町の銀行副頭取の
ジョー・ビリングズ(ジェームズ・オルソン)の家だった。

二人は大金を手に入れメキシコへ向かう。

部下の銀行強盗を知ったバックマンは怒り狂い、
息子のポールとジョンをシェリフの追手に参加させ、
生死を問わず必ず2人を引き連れてこいと命令する…。

タイトルはイーストウッドの「夕陽のガンマン」と
ブロンソンの「狼の挽歌」を、組み合わせたもの?
で、マカロニウエスタンかと思うと、違いましたね。

原題の「WILD ROVERS」通り、「野生の流浪者」とした
方が良かったように思えます。

監督が「ティファニーで朝食を」の
ブレイク・エドワーズなので、渋い西部劇に仕上がっています。

厳しい現実から逃げ出すために、一発逆転を狙って、
夢破れる男の生き様は今でも、変わらないですね。

歳の離れた二人の人生が交差するとき、結果はどうであれ、
相棒として共に過ごした時間は貴重だったでしょう。

製作年は1971年(昭和46年)。



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