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平成の虚無僧一路の日記

クマゼミ と ミンミンゼミ 

2011年08月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「今年は蝉が鳴かない」と云われていたのに、このところ
毎日すごい鳴声だ。今年は春が寒かったので、蝉の成長が
止まっていたことと、猛暑が早く始まったので、「暑いのに
蝉が鳴かず“変”」と 感じた だけのことらしい。

蝉は毎年のように、7月後半から羽化しているのだ。
このころ、一段とにぎやかいのは「クマゼミ」だ。

「クマゼミ」は暖かい地方に生息するセミで、東京には
いなかった。それが、最近、温暖化のせいか、東京や
北陸でも観測されるようになったという。

ところが、私が小学生の頃、房総半島の南端、保田に
臨海学校に行った時、「クマゼミ」を捕まえた。初めて
見る珍しいセミだったから、「昆虫標本」にして、
夏休みの宿題で提出した。

今、ネットで調べたら、関東に居ないはずのクマゼミが
南房総にだけは棲み付いていた。これは、地球が
温暖の時に北上して来、寒冷期に、他の地域では
死滅し、房総半島の南端だけが、比較的温暖で
あったために生き残ったのではと。下北半島の
北限の猿と同じだ。


ところで、東京育ちの私にとって、「セミの鳴声」と
言えば「ミ?ン、ミンミン、ミ?ン」、ミンミンゼミ。
ところが、名古屋では全く聞かない。

ミンミンゼミとクマゼミは、体が緑か黒の違いだけで、
同じ仲間だそうが、ミンミンゼミは暑さには弱いらしい。
名古屋では全く見かけない。ところが、知多半島南部や
渥美半島西部など、比較的涼しい海風が吹く所では生息
しているとのこと。

また、西日本には居ないのだが、高知県の山には居る
とのこと。一昨年、四国に行った時、高知の五台山で、
ミンミンゼミの鳴声を聞いた。感動だった。

映画『硫黄島からの手紙』で、二宮くんの家は名古屋
という設定だったと思うが、ミンミンゼミの鳴声が
していた。あれは間違い。東京人の音響屋の感覚では、
セミというと「ミンミンゼミ」だから、その音源を
使ったのだろう。

あの映画は、夜中でも国旗が掲げてあったり、犬を
殺すのにピストルを使ったり、あり得ない話がいくつか
目につき、シラけた。所詮アメリカ映画だ。

こうして、アラ捜しばかりする私って、嫌われ者かな。

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