メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

M8, M9 & R-D1 for Someting I love ...323...

夜長月日記(8)... 

2020年09月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し















































昨日,退院してきました.
お見舞い,激励を送っていただいた皆様に感謝申し上げます.
まずは,入院スケジュール通りで帰宅できましたことを喜んでおります.
勿論,まだ傷の痛みや体調もそれなりではあります.


小生の入院原因になった病気は,「真珠腫性中耳炎」と呼ばれる幼少期に中耳炎などを頻発していたり,大人になっても鼓膜をピンと張るのが好きで鼻啜りをよくやる人,耳掃除が好きで,綿棒などで耳の奥までカリカリやるのが好きな人たちとその発症にたいへん相関性があると言われている病気です(先天性と後天性があります.小生のは後天性).


「腫」とありますが腫瘍ではありません.
鼓膜や鼓膜近くの皮膚は垢を生じます.それは自然に外耳道から外にむかって出てくるのですが,綿棒で外耳道の表面をカリカリやるとやすりで傷つけているようなことになり,皮膚の角質が散らばります.また,鼻啜りをよくやるとしょっちゅう鼓膜の上の方の弛緩部と呼ばれる部分が内側(中耳側に)に引っ張られてだんだん肥厚して落ち込み,そこに耳垢が溜まって塊となり中耳に入り込んでいきます.その塊に細菌などが付着して腐ったような匂いがして,周囲の組織を溶かしていきます(酵素によると考えられている).骨も溶かします.耳という器官は大脳のすぐ近くに存在します.発生的に脊索から脳や耳も分化してきますからすぐ近くにあるわけですね.
この耳垢の塊が増大して大脳を乗っけている骨,頭骨底に侵食していくと,そのうちに大脳側頭葉の硬膜をも溶かし,大脳を破壊します.命にかかわります.
小生の場合も,大脳との境の骨がだいぶ侵食され,薄くなっていたとCT画像で説明されました.

真珠腫の治療は,基本的に摘出手術しかありません.

ビビりの小生は,「平均寿命を考えて,それまでなんとか持ち堪えられないですかね?」と同じ科の別のドクターに質問したら,「ほっとくと死ぬよ」と即答.
ということで,今回小生はコロナ禍にありながら手術をしたわけです.


















   A runner


   Leica M Monochrom+Summilux-M 50mm F1.4 Asph. LHSA





















耳鼻科のドクターは,口を揃えて奥の方の耳垢はとるな,綿棒は突っ込むな,使うなと仰っています.後天性の真珠腫発生の原因になります.耳垢をとるのだったら耳鼻科でとってもらいなさいとも.


小生は東京女子医科大学東医療センターの耳鼻科を紹介され,須納瀬弘教授に執刀して貰いました.おそらく日本で一番真珠腫摘出の手術例が多いドクターだと言われております.著書多数.ご高名は海外にも知れ渡り,執刀してもらいたいと来日するかたも多いと.
オペは局所麻酔でやりました.
オペについてはまた次回紹介します.

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ