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「高輪築堤を保存する会」が要望書提出「築堤を壊すな」をJR東日本等へ 

2021年04月27日 外部ブログ記事
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友人の門前教三さんは「高輪築堤を保存する会」として要望書「築堤を壊すな」をJR東日本やUR都市再生機構等に提出しました。同時に「写し」を文科大臣、佐賀県知事、港区議会、日本考古学協会、各マスメディア、外国人記者クラブ等にも発送しました。
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要 望 書 2021 4.27東京都知事殿港区長殿品川区長殿東日本旅客鉄道株式会社殿独立行政法人都市再生機構殿京浜急行電鉄株式会社殿京急不動産株式会社殿東急不動産株式会社殿 平成26年に指定された特定都市再生緊急整備地域の品川駅・田町駅周辺の整備・開発の都市計画につき、関係自治体並びに予定事業主の皆様に申し上げます。 まず、第一です。「高輪築堤を壊すな」であります。そして、2019年にJR東日本の廃線路下から、忽然と現れた高輪築堤の調査であります。 第二、「高輪築堤の調査第一」「高輪築堤」はJRの線路下で見つかりましたが、築堤の土地のほとんどを占めるJR東日本の裁量で済まされるものでは、ありません。今回の品川駅・田町駅周辺の開発事業者とその開発で出来上がる道路を作る人たちの共通の課題です。そして開発できる建物に住む人、利用する人、道路を利用する人にも、関わることなのです。アジアで二番目の鉄道、しかも海上に線路を建設するという、世界に例のない鉄道遺産なのです。しかも特に海上築堤は江戸末期のお台場建設に見られる、日本の築城技術と近代鉄道技術の融合された技術遺産なのです。 第三、「高輪築堤の復原」 これには京浜急行品川駅南側の八つ山踏切廃止に伴う、京浜急行高架工事に於ける、当時の線路の調査と、高架工事と高架線営業に邪魔にならない当時の線路の復原も含まれます。 そうです、開発の為の一部保存、移設保存では、その他の築堤は壊されるか、埋め戻されて二度と人々の目に触れらなくなります。当時の線路の調査と、当時の線路の状態の確認を前提とし、更に復原をしながら開発、土地の利用を追求するべきです。こうした土木遺産と現代の建築技術を融合したものとしての今回の開発を、改めて位置づけるべきでしょう。「土木遺産と現代建築技術の融合」 これは壊す開発ではない、新しい開発を世界に発信することになるはずです。 以上の事を実現するために、今回の要望をお願いする皆様以外の方にも、その調査、保存方法、開発計画の段取りの見直し等にも、広く情報を公開・発信し、全世界の皆様からの意見も聴取すべきでしょう。また、今後の事について若干の補足点を申し上げたいと存じます。都市再生特別地区(品川駅北周辺地区)都市計画では、第5、6街区は将来整備となっているので、将来計画実施者に以上の三要望事項をお伝え願いたいと思います。 同上都市計画では区域4-2となっている地区があります。築堤とは重ならないと思われますが、築堤の石積みが掛かる恐れがあります。その事を勘案される事を開発者様に望みます。 将来整備の6街区は、恐らく京浜急行電鉄株式会社の新品川高架駅に関連すると思われますので、同上三要望につき宜しくお願いします。八つ山踏切について、前述しましたが高架工事についても当時の線路の調査と可能な限りの線路復原をお願い致します。 高輪築堤を保存する会 門前教三
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港区教育委員会「出土の経緯」より

(了)

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