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平成の虚無僧一路の日記

名古屋は郷土史不毛 

2011年09月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



信長、秀吉、家康の三英傑を産みながら、「郷土史不毛」の
名古屋で、ひとり奮闘されている方がいる。
「ブックショップ・マイタウン」を経営する「舟橋武志」氏。
名古屋関連の書を、すでに 200冊近くも出版しているのだが、
店は新幹線の高架下の貸し事務室街。人通りも全く無く、
「普通の本屋のような店舗は構えられない」とのことで、
インターネットを通じて販売している。

会津では「歴史春秋社」が、会津関係の書を400冊以上も
出しており、コンビにや道の駅、観光土産物店でも売られて
いたのに比べると、名古屋の郷土史本は不遇だ。  

最近出たのが『尾張藩幕末風雲録−血らずして事を収めよ』
(渡辺博史著 2,500円)
幕末、大政奉還から鳥羽伏見へと大転換の中、御三家筆頭
でありながら、いち早く薩長に恭順してしまった尾張藩主
徳川慶勝。会津側から見れば、「裏切り、腰抜け、会津藩主
松平容保の実兄でもあるのに、兄弟の情もない冷たい仕打ち」
という評価だが、この書は「慶勝の冷静沈着で即断即決の判断が、
江戸の無血開城へと導き、さらには 明治になって、会津藩の
救済にも尽力し、明治維新の大転換を最小限の混乱と被害で
収めた」と再評価している。

渡辺博史は、「幕末史については、新撰組や会津白虎隊の
悲劇など、断片的な話はいくらでもあるが、江戸幕府の
崩壊から明治新政府の樹立までの過程を 総合的に把握
できる書は少ない」と。

なるほど、おっしゃるとおり。この書は「仲介役の尾張慶勝」に
軸足を置いて、幕末、明治維新を解き明かした。文章も
実に読みやすく 解りやすい。 

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