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太陽の中の対決 

2021年07月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:西部劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

東京五輪の東京都、神奈川、千葉、埼玉の1都3県の
首都圏会場が全て無観客となることが決まりました。

政府の危機管理能力のまずさがこの結果でしょうね。

コロナ禍でオリンピック開催をやると決めたなら、
最後の砦のワクチン接種を優先して、経済活動も
一緒に何て思わず、徹底的にコロナだけを押さえ込めば
ダメージは小さかったのに。

「二兎を追うものは一兎をも得ず」。

今日の映画紹介は『太陽の中の対決/Hombre』.
BSプレミアムで2021年7月9日(金)13:00〜放送。 
ポール・ニューマン主演の異色の西部劇。
原作はエルモア・レナードの小説『オンブレ』

舞台は1880年代の東部アリゾナ。
ここは元アパッチの地であったが、白人に奪われてから、
彼らはサン・カーロスの保護地に移り住んだ。

その中のひとりジョン・ラッセル(ポール・ニューマン)は
白人だがアパッチに育てられた男だ。

彼は養父から遺産として下宿屋をもらったが、
それを売りはらい、コンテンションという所で
馬を買う計画をたてていた。

そして、南へ行く馬車に乗る。同乗者は、ジョンのほかに、
下宿屋のマネージャーだった
ジェシー(ダイアン・シレント)、
ビリー・リーとドリスの新婚夫婦、
そして60がらみのフェーバー(フレドリック・マーチ)と
若い妻のオードラたちだった。

馬車が出る間際にグライムス(リチャード・ブーン)と
名のる男が乗り込んで来る。

馬車がけわしい山を越えると、
突如行手に3人のガンマンが現れる。

ひとりはジョンの下宿屋にいたブレイトンという元保安官。
この3人に、ひとりのメキシコ人が加わりさらに
グライムスが合流して、5人の盗賊団。
グライムスは強盗団の首領だった。

5人のガンマンの目的は金を持っているフェーバーだった。

原題の「Hombre」はスペイン語で、
”男らしい男、男の中の男”の意。
先住民から与えられた主人公の名前。

異色の西部劇と言われるだけに、
ガンファイトが売りの映画ではないですね。

西部劇に必須のアイテムの駅馬車で、
それに乗車する乗客の生き様、価値観に焦点が当てられ
それに、悪役が登場して、ポール・ニューマンが対決する
お決まりの構造ですが、人種差別の問題は、
今も昔も変わりはないようです。

主人公の”人は思い遣りと助け合いが大事だ”の言葉が
本作のテーマでしょうね。

そうそう、画面の構成、美しいバックグラウンドにも
注視して下さい。

監督は「ハッド」でポールニューマンと組んだ
マーティンリット。
製作年は1967年(昭和42年)。



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