メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

レ・ミゼラブル 

2021年12月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:ミュージカル

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「レ・ミゼラブル/LES MISERABLES」。
BSプレミアムで2021年12月13日(月)13:00〜放送。

文豪ビクトル・ユゴー原作のミュージカルを、
豪華キャストと壮大なスケールで映画化した感動の名作。
アカデミー助演女優賞に輝いた。
2012年(平成24年)12月に観た時の感想文です。

原作はご存知、ヴィクトル・ユーゴー。
1862年に書かれたフランス文学の小説。

私が子供の頃に黒岩涙香訳の「ああ無常」を 読んだ後、
何かあると、”ああ無常”を連発したことでした。

原題の「Les Misérables」を直訳すると
”哀れな人々”の意味だそうですが、
邦題の”ああ無常”は名訳ですね。

ミュージカルを実際に舞台で見たことがない私ですが、
波乱万丈のジャンバル・ジャンの生涯を映画で見て、
ミュージカルの素晴らしさを再認識したことでした。

物語の顛末は皆さん、知っての通り。
パンを盗んだ罪で19年間服役した
ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、
仮出獄後に再び盗みを働いてしまうが、
罪を見逃してくれた司教に感銘を受けて改心する。

やがて運命的な出会いを果たした女性
ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)から
愛娘コゼット(アマンダ・セイフライド)を
託されたジャンは、執念深い
ジャベール警部(ラッセル・クロウ)の
追跡を逃れ、パリへ。

ジャンとコゼットは親子として暮らすが、
やがて激動の時代の波に飲まれていく。

本作では、原作を忠実にミュージカル化したのでなく、
ジャン・バルジャンとジャベール警部の関係に
ポイントが置かれているので、
この点に、注視して見て下さいね。

でも、ジャベール警部の憎たらしいこと、
ラストシーンで”ホッ”としました。

1985年の初演以来、ロンドンで27年間に
わたり上演が続き、今なおロングラン記録を
更新し続けていることも納得しました。

この映画が従来のミュージカル映画と違う所は、
セリフが全て歌になっています。
特に娼婦役のアン・ハサウェイは病人役を演じる為に
11kg以上減量して、髪を売るシーンでは
実際に自分の髪を切るほどの熱演。
彼女が歌うシーンは鬼気迫る迫力です。

又、挿入歌が素晴らしい!
ミュージカルではストーリーは二の次、
素晴らしいのは歌の魅力。

アン・ハサウェイが歌う、
♪♪夢やぶれて/I Dreamed a Dream♪♪
https://youtu.be/dmHcDWrMH-8

登場人物それぞれが、明日をどう生きるかについて、
思いを馳せながら歌う。
♪♪ワン・ディ・モア/One Day More♪♪、
https://youtu.be/Sv-BxH3SVS8

サマンサ・バークスが歌う、
「オン・マイ・オウン」(On My Own)などなど。

特にラストシーンでエディ・レッドメインらが歌う、
♪♪民衆の歌/The People's Song♪♪には
https://youtu.be/47E2tfK5QAg
感動で涙が止まりませんでした。

♪♪ 戦う者の歌が聴こえるか? 
鼓動があのドラムと 響き合えば
新たに熱い 生命がはじまる 
明日が来たとき そうさ明日が!
列にはいれよ 我らの味方に砦の向こうに 
世界がある 戦え それが自由への道♪♪

監督は『英国王のスピーチ』で
オスカーを受賞したトム・フーパー。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

映画はいいですね。

yinanさん

monさん、今晩は〜!

良い映画は何度観ても飽きないですね。
ストーリーは判っているのに、改めて観ると、
おぉ!こんなシーンもあったのかと新しい発見に感動します。

今日は、エディ・レッドメインの存在が
大きかったのだと改めて認識したことでした。

「リリーのすべて」、「ファンタスティック・ビースト」の
最近の映画のイメージが強かったからでしょうか。


”作る人や演じる人の焦点の違いで”、とは鋭い指摘です。
私はこれに加えて、観る人の視点によっても違って来ると
思っています。

2021/12/13 21:55:18

ミュージカル

monさん

おはようございます、yinanさん。

 この映画、映画館で観ました。
 大画面で観て良かった映画のひとつです。

  ヒュージャックマンがジャンバルジャン?と思って
  映画館へ行きましたが、
  かなり良かったなあというのが感想です。

  アンハサウエイもいい味出していると思いました。

  ラッセルクロウは圧巻でした。流石です。

  歌の魅力!!
  実にその通りだと思います。
  
 子供の時に「ああ無常」で出会ったこの本。
 大人になって「レ・ミゼラブル」で読んだこの本。
  全く感想が違いました。(当たり前ですよね)

  この作品を描いたほかのこの作品の映画と
  ミュージカルとなったこの作品と

  描く視点がそれぞれに違っていて
  本当に良いですね。
 
 作る人や演じる人の焦点の違いで
 こんなにも違うのかとも思います。

 原作の凄さ でもあるのかとも思います。
  

2021/12/13 08:48:50

PR







上部へ