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龍珠院に。　

2022年04月10日
テーマ：テーマ無し

奥多摩方面でどこに行きたい？　と聞かれたら、迷わず答える「龍珠院」でした。紅葉の時期と桜の開花の頃と二度行っているが、その時の感動は忘れ難い。


再訪できるとは全く思ってもみなかったが。奥多摩湖から山梨県に入っていたのに、引き返して龍珠院に向かってくれる。感謝。






細い坂道を対向車が来たらどうすればいいの？と言いながら上へ上へ。
幸い対向車なし。
たどり着くと、目に入った景色に圧倒されます。


天国は花が咲き乱れるとは聞くが、こんな幸せ感を持って見る花々ではないでしょう。
死と言う苦しみの延長線上にある来世が、そんな素晴らしいものであり得るでしょうか。


何事も生きてこそです。


生きてこそ息子夫婦にも感謝の気持ちを伝えることができる。


































まるでお釈迦様の誕生日を祝うように、周り山々は春の息吹に喜びを表している。
























両側で、野の仏が迎えてくれる野の道が参道です。













今は思うのです。死生観はそれぞれ人により異なるけれど、私は死がそんな安楽なものとは思わない。
死が私の肉体を襲った時、闇の中で何も見えず、視界と言うものがないのでは。


死んで神のみもとに行く幸せを説くキリスト教であっても。



死んで神に仕えるよりは、生きて神に感謝している方が良いではないか。


死に急ぐ事はない。　生きて、大小の自然の中に美を見出し、生きてこそ、自然の中に神の技を感じることができるのだと思うのです。


死んだら終です。


無です。





































今日のドライヴは往路は息子、帰路はお嫁ちゃんがハンドルを握る。
長い山道の運転お疲れさんでした。

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